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　全日本プロレスの珍獣・浜亮太が１５日、まさかの電流爆破マッチ進出に意欲をみせた。

　浜は大日本プロレス１２・９横浜文化体育館大会で、ＢＪＷ認定世界ストロングヘビー級王者・佐々木義人に挑む。かつて３冠ヘビー級王座を巻いた男だけに、初挑戦初戴冠に自信満々で、ベルト奪取後の青写真も激白した。「大日本と言えばデスマッチっす。よくあるデスマッチはやらないけど、アブドーラ小林とだけは電流爆破をやってもいい」。

　浜は盟友の元横綱曙が今年８月に挑んだ電流爆破マッチをセコンドとして見守った。電流爆破の魅力にとりつかれたのも要因の一つだが、大日勢に対する当てつけの意味合いが大きい。同王座はデスマッチ戦士と一線を画すために誕生した大日本の新たな象徴。王者自らデスマッチに参入し、ベルトの存在意義を破壊しようという魂胆だ。

「大日本では関本（大介）が一番強いのかと思ってたんだけどね」。最後まで王者を小ばかにした浜は、外敵として王座の権威をどこまでも失墜させる。