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2012年11月16日(金) 18:54 |
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開票所探し、選挙準備で大忙し
来月4日の公示までわずか20日あまり、投票日まではあと1か月しかありません。 岡山・香川でも陣営や自治体による準備が大急ぎで進められていますが、中には、頭を悩ませているところもあります。
高松市の選挙管理委員会では、職員が電話の応対に追われます。 頭を悩ませているのは、来月16日の「開票所の確保」です。 市では、高松市香川総合体育館や西部運動センターの体育館などを候補にあげていましたが、いずれもすでにスポーツ大会などの予約が入っています。 他の施設を順番にあたっていますが、まだ決まっていません。 一方、岡山市では過去の国政選挙や先月の知事選などで、北区の岡山ドームを開票所に使ってきました。 来月の衆院選でもここを開票所にと検討しましたが、来月16日はすでにイベントや市民の予約があり、使えないことがわかりました。 市の選管は、南区の総合文化体育館など他の場所も検討しましたが、 どこも予約が入っていたため、結局、区ごとに学校などを開票所として使うことを15日までに内定しました。 選管ではこのほか、ポスター掲示場や入場券、投票所の手配、またスタッフ確保や予算作成など、通常2か月以上かかる準備におおわらわです。 岡山市中区で自動車の電装工事を行う工場では、選挙カーに欠かせないスピーカーや照明ための大型バッテリーの取り付け作業が行われていました。 この工場には、わずか2日の間に5台以上、選挙カー作成の依頼が飛び込んできました。 新人候補の場合、看板のデザインから決めなければならず、時間がかかるといいます。 とにもかくにもあと1か月と迫った師走の衆院選、関係者も有権者も、困惑の色は隠せません。
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