'12/11/16
福祉バス運行継続報告 笠岡
笠岡市は15日、市議会環境福祉委員会で、福祉バスの運行事業を11月から中国バス(福山市)に委託変更して継続している現状を報告した。これまで委託していた井笠鉄道(笠岡市)の事業廃止に伴う対応で、運用などは従来通りとしている。
鈴木健文長寿支援課長が説明した。井笠鉄道とは4月から来年3月末までの契約だったが、同社の事業廃止に伴って10月末で契約を解除。11月1日からは路線バス事業を同社から引き継いだ中国バスと来年3月末まで同内容で契約し、運行事業を継続している。
福祉バスは障害者などの社会福祉団体を対象に、研修会や視察などの目的で実施。1990年に当初は市所有のバスで始めたが、車両の老朽化に伴って2008年度から車両自体も委託。片道100キロ以内の日帰り運行と規定しており、昨年度は延べ47団体1308人が利用した。