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'12/11/16

新聞広告の役割論議 広島<動画あり>



 全国新聞社広告責任者会議(日本新聞協会主催)が15日、広島市中区のホテルであり、全国紙と地方紙の広告関係者120人が、新聞広告の役割や新しいビジネスモデルについて意見交換した。路面電車に乗って、広島の歴史と電車の関わりを学ぶフィールドワークもあった。

 中国新聞社の岡谷義則社長が「創業120周年の節目に広島で開かれて光栄。新聞の強みを生かした営業を行いたい」とあいさつ。続いて湯崎英彦広島県知事が「メディアが多様化する中、知恵を絞って新聞のビジネスモデルを考えてほしい」と呼び掛けた。

 会場では、新聞社の社員からアイデアを募った「私の提言―明日の新聞広告・新聞ビジネス」の受賞者10人を表彰した。優秀賞の2人が、教育現場を活用した広告展開や販売局と連携する取り組みを紹介した。

 原爆ドーム前から路面電車で宮島口まで移動するフィールドワークでは、広島電鉄(広島市中区)の越智秀信社長が電車の地域活性化に果たす役割を紹介。北海道新聞社の田村雄司取締役は「広島の街の歴史と広電の関係が分かり面白かった」と話していた。

 会議は51回目で、広島開催は1970年以来42年ぶり。

 動画はこちら

【写真説明】路面電車で移動しながら越智社長(左端)の話を聞く参加者たち




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