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政治
【衆院解散】雲散霧消の「小沢チルドレン」 相次ぐ離党や国替え
政権交代から3年。衆院が16日、ついに解散した。小沢チルドレン、小沢ガールズともてはやされ、民主党政権誕生の原動力となった1回生の勢いも今は昔。離党や政党替えが相次ぎ、“雲散霧消”状態に陥る。自民党の復権か、第3極の台頭か。永田町のセンセイたちの「師走決戦」が事実上始まった。
「衆院を解散する」。午後3時50分、横路孝弘議長(71)が解散を宣言すると、議場は割れんばかりの拍手と万歳三唱の声に包まれた。野田佳彦首相(55)は口を真一文字に結び、しばしその様子を見つめると、早々に議場を後にした。その姿は、笑顔で同僚と握手を交わす自民党の安倍晋三総裁(58)とは対照的だった。
議場を後にする民主1回生の顔も浮かなかった。解散直前に離党を決意し、ライバルの自民入りを表明した長尾敬(たかし)氏(49)は「(離党の経緯を)地元によく説明しなければならない。今年は議員を目指してから10年目の節目。必ず勝ち上がりたい」と“生き残り”を宣言した。
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