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大飯原発“調査中は停止求めず”
11月15日 8時45分

福井県の大飯原子力発電所の断層を巡って、国の原子力規制委員会の専門家の会議が、関西電力に追加調査を指示したことについて、田中俊一委員長は「動いている原発を理由なしに止める権限はない」と述べ、追加調査の途中では運転停止を求めない考えを明らかにしました。

原子力規制委員会の田中委員長は、14日の会見で、大飯原発の敷地を走る破砕帯と呼ばれる断層を巡って、専門家の会議が関西電力に追加調査を指示したことについて、「動いている原発を理由なしに止める権限はないし、専門家の会議には『止めるか止めないか』の判断をお願いしたつもりはない」と述べ、追加調査の途中では、運転停止を求めない考えを明らかにしました。
また島崎邦彦委員は、敷地北側の地層で見つかったずれを巡って、専門家の見解が「活断層」か「地滑り」かで、分かれていることについて、「ずれが『活断層だ』となれば、敷地の中央にある原子炉を冷やすための海水を送る重要な配管の下までつながっている可能性は高い」と述べ、関西電力が敷地北側で進める追加調査の結果しだいで、重要な設備の上にある活断層かどうかを判断する考えを示しました。
一方、福井県の敦賀原発で来月1日から行われる現地調査で、断層が活断層と判断された場合について、田中委員長は、「安全に重大な懸念をもたらすので、対策ができるかどうかは想像がつかない。かなり厳しい判断を下さざるをえないことになる」と述べて、運転再開を認めない考えを示しました。

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