個人投資家1000人の「運用成績」ベンツ一台分の損
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個人向け投資助言会社、アブラハム・プライベートバンクが、1000人の個人投資家に調査した結果。2012/7/30
・「WEBアンケート調査」という部分が少し引っかかる。
・±0:「7.0%」
・損失を出している割合:「72.4%」
・投資家の損益平均額:「525万円」
・平均投資額:「1,775万円」

・不動産だけ、平均損益でプラスの結果に。
・勝っている人:株式投資家の「19.6%」。
・損している人:「70.5%」。
・平均損益率:「-53.2%」(平均投資額1,002万円、平均時価469万円)。
アブラハム・プライベートバンク - Wikipedia
・株式(国内株式)など個人で投資しても儲からないので、海外投資へ目を向けて、我々のアドバイスを受けたら如何ですかというプロモーションの一環だと思われる。
・平均投資額「1,775万円」というのは、一般的な個人投資家とは言い難いアッパーミドル(中流階級の上位層)以上を対象にしたアンケート調査結果だと思われる。
・専門家のアドバイスを受けた方が良い可能性があるというのは一理あるが、よく分からないDVDの販売などもしており、鵜呑みは危険だと思われる。
・ジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズ、ウォーレン・バフェットといった長年にわたり、収益を上げている投資家、その傘下のヘッジファンドでもなければ常勝は極めて難しい。
・証券会社含め、仲介業者は手数料収入が確実に手に入るので、顧客が存在する間は、一番リスクがなく収益を上げることができる。
・アブラハム・プライベートバンクの「wiki」には良いことばかり掲載されており、どうも違和感を覚える。
・どちらにせよ、投資はそう甘くないものということだけは、事実だと思われる。
・投資額はどんなに多くても、余剰資金の2割というのもまさにその通り。
・ルールを守れなければ、いずれ終了。
アンケート調査の概要
調査期間:2012年5月21日〜2012年6月18日
調査対象:累計投資金額が300万円以上の日本国内在住の個人投資家(20歳以上の男女)
調査方法:WEBアンケート調査
有効回答数:1,000人
調査機関株:式会社富士経済
・「WEBアンケート調査」という部分が少し引っかかる。
調査結果から個人投資家の7割は損をしていることが判明
・全て合算し利益を出している個人投資家の割合:「20.6%」・±0:「7.0%」
・損失を出している割合:「72.4%」
・投資家の損益平均額:「525万円」
・平均投資額:「1,775万円」
投資対象別平均損益率
・不動産だけ、平均損益でプラスの結果に。
株式投資で元本の半分以下に
・個人投資家の86.1%(1,000人中861人)は株式投資の経験あり。・勝っている人:株式投資家の「19.6%」。
・損している人:「70.5%」。
・平均損益率:「-53.2%」(平均投資額1,002万円、平均時価469万円)。
アブラハム・プライベートバンク社長のコメント
7割という高確率で損失を出しているという結果には、グローバル金融の時代に自己流の投資で結果を出すことの難しさが表れています。利益を上げていくためには、ヘッジファンド等世界トップクラスの実績のある運用者に任せることを検討すべきでしょう。その際には投資助言会社といった中立的な専門家をうまく活用して、世界の一流金融商品を知り、投資家それぞれのライフプランに合った投資を成功させていただきたいと思います。
アブラハム・プライベートバンクとは
ヘッジファンド 海外ファンドを専門とする個人投資家向け投資顧問会社。親会社であるアブラハム・グループ・ホールディングスは、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社ジャフコ、みずほキャピタル株式会社からの出資を受け、金融資産1億円以上の富裕層限定プライベートクラブYUCASEE(ゆかし)や、富裕層向け情報サイトYUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)を運営している。
アブラハム・プライベートバンク - Wikipedia
個人で運用しても儲からないから専門家のアドバイスをという自社宣伝
・アブラハム・プライベートバンクの業務が、投資家に最適だと思われる金融商品の選定をして紹介すること。・株式(国内株式)など個人で投資しても儲からないので、海外投資へ目を向けて、我々のアドバイスを受けたら如何ですかというプロモーションの一環だと思われる。
・平均投資額「1,775万円」というのは、一般的な個人投資家とは言い難いアッパーミドル(中流階級の上位層)以上を対象にしたアンケート調査結果だと思われる。
・専門家のアドバイスを受けた方が良い可能性があるというのは一理あるが、よく分からないDVDの販売などもしており、鵜呑みは危険だと思われる。
投資で一番確実に儲けることができるのは、「仲介業者」
・ジョン・ポールソン氏のヘッジファンド、金ETF3分の1を「売却」 7-9月期で紹介した、世界的に有名な投資家、ジョン・ポールソン氏のファンドであっても、ほとんど収益が出なかった年もある。・ジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズ、ウォーレン・バフェットといった長年にわたり、収益を上げている投資家、その傘下のヘッジファンドでもなければ常勝は極めて難しい。
・証券会社含め、仲介業者は手数料収入が確実に手に入るので、顧客が存在する間は、一番リスクがなく収益を上げることができる。
・アブラハム・プライベートバンクの「wiki」には良いことばかり掲載されており、どうも違和感を覚える。
・どちらにせよ、投資はそう甘くないものということだけは、事実だと思われる。
・投資額はどんなに多くても、余剰資金の2割というのもまさにその通り。
・ルールを守れなければ、いずれ終了。
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