ニュースランキング

'12/11/15

周防大島沖で旅客船座礁




 14日午後3時10分ごろ、山口県周防大島町の情島南東沖約2キロの根ナシ礁に、瀬戸内海汽船(広島市南区)の旅客船「銀河」(602トン)=前田繁船長=が座礁した。銀河には修学旅行中の神奈川県立保土ケ谷高(横浜市保土ケ谷区)の2年生153人、教員6人を含む乗員乗客171人が乗っていたが、けが人はなかった。

 広島海上保安部などによると、生徒たちは全員、岩国海上保安署や瀬戸内海汽船が用意した船など3隻に乗り換え、同町の伊保田港に運ばれた。銀河に大きな浸水はなく、燃料漏れもないという。約1時間30分後に自力で離礁した。

 同保安部によると、チャーター船の銀河は松山市の松山観光港を出港。午後3時40分ごろに事故現場の西約6キロの伊保田港に着く予定だった。

 現場は浅瀬を示す灯標の数十メートル北側。同保安部は、銀河の航行ルートなどに問題がなかったか船長たちから事情を聴いている。

 国土交通省の運輸安全委員会は同日、船舶事故調査官3人を現地に派遣して調査することを決めた。

 事故当時、現場付近には強風波浪注意報が出ていた。近くを通る定期船の情島航路は強風で欠航していた。

 瀬戸内海汽船によると、今回の航路はグループ会社の防予フェリー(柳井市)の定期航路。銀河もよく通り、社内でもよく知られている航路という。

 同校の修学旅行は2班に分かれ、4泊5日の日程で広島市や松山市、同町を訪問。この日は同町に民泊する生徒たちが乗船していた。

【写真説明】山口県周防大島町沖で座礁し、巡視艇(手前)の救助を受ける銀河=14日午後5時40分(撮影・室井靖司)




MenuTopBackNextLast