2012年 11月 15日
ボジョレ・ヌーボー解禁
フランス産ワインの新酒ボジョレ・ヌーボーの販売が解禁され、岡山市のデパートでも販売が始まりました。ボジョレ・ヌーボーはフランスのボジョレ地方で今年収穫されたブドウで作られたワインの新酒で岡山市の天満屋岡山店でも30種類、約1600本が店頭に並びました。今年はひょうの被害や低温で収穫量が半分に落ち込んだものの、実の数が少ない分栄養が凝縮し、ほどよいコクがあるということです。価格は例年並みの2000円から2500円のものが中心です。また、最近はハーフボトルより小さなサイズで様々な味を楽しむ人や農薬や酸化防止剤を使用していない付加価値の高いものを求める人が増えているということです。

伊原木知事が中学校訪問へ
岡山県教育委員会は就任したばかりの伊原木知事が今月中に県内2つの中学校を訪問すると発表しました。教育現場で関係者から話を聞き、現状を把握するのが目的です。県議会の全員協議会で、就任あいさつに立った伊原木知事。産業振興とともに教育の再生を最重要課題に掲げています。「まずは現状の把握が急務」としていましたが、県教委は15日、知事が今月20日の午後、早島町立早島中学校を、27日の午後、和気町立和気中学校を訪問すると発表しました。授業の視察や校長らからの説明の他、早島中では生徒との給食、和気中では教員との懇談も予定されています。知事は実情を把握するため、今後、抜き打ちで学校を訪問することもあると話しました。

警官を装い詐欺未遂の疑いで逮捕
警察官を装って岡山県矢掛町に住む高齢者の家に電話をかけ、現金をだまし取ろうとしたとして、20歳の無職の男が詐欺未遂の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは東京都渋谷区の無職城戸悠希容疑者(20)です。警察によりますと、城戸容疑者は14日、岡山県矢掛町に住む83歳の女性の家に岡山県警を名乗って電話をかけ、「郵便局の不正を捜査している、口座が閉鎖されるので貯金を下ろさないと生活できない」と嘘を言いました。そして、女性の家を訪れて一緒に郵便局まで行き、貯金を解約させてだまし取ろうとした疑いです。不審に思った郵便局長が解約に応じなかったため未遂に終わりました。警察の調べに対し、城戸容疑者は「知らない」と容疑を否認しているということです。岡山県内では、今月12日以降、警察官を装った不審電話が相次いでいて、警察が関連を調べています。

新酒の初しぼり
今年の新酒の出来を祝う初しぼりの儀式が香川県多度津町で行われました。西野金陵多度津工場で行われた初しぼりの儀式には関係者約70人が出席ししぼりたての日本酒を神前に供え、今年の新酒の出来を祝いました。新酒は三豊市高瀬町で収穫された酒米「オオセト」を先月25日から仕込んだものです。今年は夏の暑さの影響が心配されたものの米は順調に育ち風味豊かな新酒に仕上がったということです。西野金陵では数量限定で今月24日から初しぼりの新酒を販売するほか、来年4月まで1升びんで75万本の日本酒を出荷することにしています。