【NQNニューヨーク=横内理恵】15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比90銭円安・ドル高の1ドル=81円10~20銭で取引を終えた。一時81円46銭と、4月25日以来、ほぼ7カ月ぶりの安値を付けた。日銀が追加の金融緩和に踏み切るとの観測が円売りを誘った。
自民党の安倍晋三総裁が15日、政権を奪回した際に、日銀と政策協調して無制限に金融を緩和するとの見方を示した。有力な次期首相候補の発言を受け、日銀が近い将来に大規模な緩和をするとの観測が浮上。円を売る動きが勢いづいた。
この日の円の高値は81円06銭だった。
円は対ユーロで続落し、前日比1円60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=103円70~80銭で取引を終えた。日銀の金融緩和観測を手がかりに円売りが優勢になった。一時104円ちょうどまで下げ、1日以来、2週間ぶりの円安水準をつけた。
ユーロは対ドルで続伸した。前日終値の1ユーロ=1.27ドル台前半から1.27ドル台後半に水準を切り上げた。対円でのユーロ高が対ドルにも波及し、1ユーロ=1.2802ドルまで上げる場面があった。安値は1.2752ドルだった。