化学史年表
※凡例 年代 <人名> 出来事 ※化学以外の出来事については、出来事の前に※がついています。
紀元前7世紀 <タレース> すべてのものは、ただひとつの元素―水―からできている。
紀元前5世紀 <デモクリトス> すべてのものは、原子(アトム)と真空からできている。
紀元前4世紀 <アリストテレス> すべてのものは、四元素「火・水・空気・土」からできている。
紀元前1世紀 錬金術がはじまる。
4世紀〜16世紀錬金術がさかんになり、アラビアからヨーロッパに伝わる金属冶金が進歩し、硝酸,硫酸、王水、アルコールなどの化学物質が発見され,化学変化についての知識が蓄積される。
1543年 <コペルニクス> ※地動説の提唱。
1662年 <ボイル> ボイルの法則を発見。
1673年 <ボイル> スズの灰化の重量増加は.火の微粒子の結合である。
1674年 <メイオー> 燃焼と呼吸に空気が消費されることを確認。
1687年 <ニュートン> ※「自然哲学の数学的原理」(ラテン文で書かれ、3部からなり、力学原理、引力の法則、その応用、流体の問題、太陽系諸惑星の運動などについて系統的に叙述してある)の完成。
1703年 <シュタール> 燃焼とは可燃物からフロギストン(燃素)がとび出すことである。
1774年 <ラボアジェ> 質量保存の法則を発見。「燃焼とは可燃物と酸素との化合である。」
1778年 <ラボアジェ> 「空気は窒素と酸素の混合物である。」
1787年 <シャルル> シャルルの法則を発見。
1788年 <ラボアジェ> 新しい元素観を確立。約30種の化学元素表を発表。
1789年 ※フランス大革命はじまる。
1799年 <プルースト> 定比例の法則を発見。
1800年 <ボルタ> 電池*を発明。
1803年 <ドールトン> ラボアジェの元素の本体は原子である。
1807年 <デーヴィー> ボルタ電池*で電気分解を行いNa、Kを単離
1808年 <ゲーリュサック> 気体反応の法則を発見。
1811年 <アボガドロ> 分子に関する仮説によって気体反応の法則を説明。
1821年 <ベルセーリウス> 酸素O=100として精密な原子量表をつくる。
1823年 <リービッヒ> 「雷酸とシアン酸の化学組成は同じ。」(ウェーラーと共同研究)
1825年 <ファラデー> ベンゼンを発見。
1827年 <ブラウン> 微粒子の運動(ブラウン運動)を発見。
1828年 <ウェーラー> 尿素を合成。
1833年 <ファラデー> 電気分解の法則を発見。
1840年 <へス> ヘスの法則(総熱量保存の法則)を発見。
1847年 <へルムホルツ> エネルギー不滅の法則をまとめる。
1848年 <ケルヴィン> 絶対温度の考えを提唱。
1856年 <パーキン> アニリン染料モーペインを合成。
1858年 <ケクレ> 炭素の原子価は4で炭素原子が鎖状に結合して分子を形成。
1859年 <ブンゼン> すべての元素が固有のスペクトル線を出すことを発見。 <キルヒホッフ> スペクトル分析法を考案。 <ダーウィン> ※種の起源
1861年 <グレアム> コロイド*と結晶質の区別。
1863年 <ソルヴェー> アンモニアソーダ法の発明。
1864年 <グルベルグ><ヴォーゲ> 質量作用の法則(平衡の法則)に関する提唱。
1865年 <ケクレ> ベンゼンの六員環構造を提唱。
1867年 <ノーベル> ダイナマイトの発明。
1868年 ※明治維新
1869年 <グレーべ><リーベルマン> アリザリンの合成。
1869年 <メンデレーエフ> 元素の周期律を発見。周期表をつくる。
1874年 <ファントホッフ> 炭素原子の正四面体構造を提唱。
1878年 <バイヤー> インジゴの合成。
1884年 <ルシャトリエ> ルシャトリエの法則を提唱。
1887年 <アレーニウス> 電解質*溶液のイオン*説を提唱。
1893年 <ウェルナー> 錯塩*に関して配位説を提唱。
1894年 <レイリー><ラムゼー> 空気中にArを発見。
それ以後ラムゼーは他の18族元素(Ne、Kr、Xe)を発見。
1896年 <べクレル> 放射能を発見。
1897年 <トムソン> 電子を発見。
1898年 <キュリー夫妻> Ra、Poを発見。原子構造の研究がはじまる。
1902年 <ラザフォード> ソディとともに,放射能が原子の崩壊によることを発見。
1905年 <アインシュタイン> 質量とエネルギーの関係について発表。E=mc2
1906年 <ハーバー> アンモニアの合成。合成化学工業の基礎をつくる。
1911年 <ラザフォード> 原子核と電子とからなる原子模型を提唱。
1912年 <ラウエ><ブラッグ> X線による結晶構造の研究。
1913年 <ソディ> 同位元素*の発見。 <ボーア> ボーアの原子模型を提唱。
1914年 <モーズリー> X線スペクトルと原子番号の関係を明らかにする。 ※第一次世界大戦はじまる
1916年 <ルイス> 原子間結合に関して八隅説を提唱。
1919年 <ラザフォード> α線による原子核破壊の実験。
1928年 <フレミング> ペニシリンの発見。
1932年 <チャドウィック> 中性子の発見。
1934年 <ジョリオ夫妻> 人工放射能の発見。
1935年 <湯川秀樹> 中間子理論
1937年 <ネッダーマイヤー等> 中間子を発見。 <カロザース> ナイロンの発明。
1938年 <ハーン> ストラスマン等とともに、ウランの核分裂を発見。
1939年 ※第二次世界大戦はじまる
1942年 <フェルミ> 原子炉による持続的連鎖反応に成功。
1961年 <国際純正応用化学会議> 12Cを原子量*の基準とすることに決定。