津軽新報ニュース



     1月25日〜2月3日                       3月1日〜 
     2月5日〜2月15日




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リストマーク 2月28日(水)

 【 黒石市・13年度当初予算案 】

 黒石市は27日、13年度一般会計予算案を発表した。総額は170億円で、前年度当初比4・5%増。
 しかし、13年度も1億6,000万円の財源不足となり「カラ財源」を計上したことを明らかにした。
 また、すでに事業が終わっている公社の用地を一般会計で買い上げる土地開発公社経営健全化対策で、4億1,600万円が使われる。これまで支払っていなかったもので、総額からこれらを差し引くと実質2%増になる。
 住民関係では黒石東小改築(設計)に4,500万円、火葬場新築に4,200万円、六郷小プール建設に7,400万円、上十川公民館建設に2,200万円など。

 【 黒石市・バランスシート 】

 黒石市は27日、普通会計貸借対照表(バランスシート)を公表した。昭和44年以降の決算データを基礎資料とし、平成12年3月31日現在で示した。
 これによると、資産総額は約556億円、負債総額は約279億円。正味資産は約276億7,000万円としている。

 【 浪岡高校・電卓検定で10段位 】

 2月に行われた第86回電卓技能検定で、県立浪岡高校の生徒2人が東北地方の高校生としては初めての10段位、9段位に合格。自ら卒業式(3月1日)を飾った。
 10段位になったのは浪岡高校商業科3年、工藤美花子さん(18=藤崎町)。9段位は同、工藤由佳さん(18=浪岡町)。
 ともに電卓同好会で活躍し、昨年11月の検定では8段位を獲得。今回、高校生活最後の検定で一段上の段位をめざしていた。
 検定では1800点満点のうち、9段位は1450点以上、10段位は1500点以上で合格する。
 1日の卒業式で2人はそれぞれ、学校優良賞や功労賞、県高校PTA会長賞、日本電卓検定協会長賞など数々の栄誉に輝いたが、自らも段位取得で卒業を飾った。また、そろって「これからも名人位をめざす」と話している。



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リストマーク 2月27日(火)

 【 黒石地区・広域生改グループ総会 】

 黒石地区広域生活改善グループ連絡協議会は27日、ジュノウ浪岡で総会を開き、12年度事業報告、13年度同計画などを審議しいずれも原案通り承認した。優良グループ表彰は浪岡町の若葉会生活改善グループが受賞した。
 13年度事業計画は@地域特産物の活用促進(りんごジュースの消費拡大、地域特産物を利用した料理・加工品づくり)A先進地事例視察研修B農村女性のつどい参加C優良事例研究と若手リーダーの育成(交流会、研修会の参加)など。
 同連絡協議会は黒石、浪岡、藤崎、常盤、田舎館の5市町村の生活改善グループ28団体でつくっており、グループ全体では124人の会員がいる。

 【 黒石地区・消防事務組合予算 】

 黒石地区消防事務組合の13年度予算が、23日の同組合定例議会で可決された。
 歳入歳出の総額はそれぞれ、11億900万円で前年度当初比0・2%の減。消防費約10億2,600万円の中には化学消防ポンプ車購入3,700万円が含まれている。


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リストマーク 2月26日(月)


 【 黒石市・成人式見直しへ 】

 黒石市で23日、成人式検討会が開かれ、関係団体から「見直し」の意見が相次いだ。
 意見の中には「今後も目立ちたがり屋が騒ぐ可能性がある」「若者から意見を聞く必要がある」「問題がなかった市町村の状況を参考にすべき」などがあった。
 市教委はこれらの意見を参考に、見直し作業を続けたいとしている。

 【 南郡・連合PTA 】

 南郡連合PTAの12年度運営研究会が24日、常盤村生涯学習文化会館で開かれ、関係者約60人が出席。表彰や完全学校週5日制をテーマにした講演などを通して望ましいPTA活動のあり方を探った。また、5団体、9個人を表彰した。
 表彰された団体は次の通り。
 ▽団体の部=浪岡町大栄小学校父母と教師の会、藤崎中学校同、大鰐町長峰小学校同、碇ヶ関小学校同、平賀東小学校同

 【 南黒・県立高校志願状況 】

 23日に締め切られた県立高校の入学志願状況によると、南黒地方全日制7校の平均倍率は1・15倍で。前年にくらべて0・03ポイント上昇した。
 7校の募集定員は937人。前年より約50人減少したが、黒石高校など普通科でも推せん入試が行われたため。
 学科別で最も高い倍率が、黒石商業の商業科で1・53倍。次いで柏木農業の農業機械科の1・44倍。黒石の普通科と、柏木農業の生活科学科の1・30倍と続く。


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リストマーク 2月24日(土)


 【 平賀町・衝突で男性ケガ 】

 24日午前3時16分ころ、平賀町小和森の主要地方道で、平賀町の無職男性Aさん(51)運転の普通乗用車が、道路にしゃがんでいた同町の無職男性Bさん(35)に衝突。Bさんが頭部外傷の重傷を負った。

 【 黒石市・屋根雪落ちてケガ 】

 23日正午ころ、黒石市東新町の自営業男性(69)が、自宅アパートの屋根雪を片づけていたところ、高さ約4・5メートルの隣家の屋根から雪が滑り落ち、男性が首や腰などにケガした。

 【 平賀町・けの汁列車 】

 弘南鉄道の冬の名物「けの汁列車」が22日夜、黒石(発)・弘前間で運行され、約100人が乗り込んで、津軽の味「けの汁」を味わった。
 列車は今回で11年目の運行で、約2時間かけて黒石・弘前間を往復。中では「けの汁」のおかわりが続き200杯以上の「けの汁」が片道でなくなった。
 カラオケが始まると車両ごとに美声が響き、福引きやクイズにも歓声が沸き上がった。



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リストマーク 2月23日(金)

 【 黒石地区・清掃施設組合 】

 黒石地区清掃施設組合は22日、13年第1回議会定例会を開き、総額17億8,900万円の13年度一般会計予算を可決した。
 この中で鳴海・黒石市長は最終処分場の建設候補地について「相手との話し合いがつかなく一時凍結の状態」と事実上の白紙状態になっていることを明らかにした。
 また、これからの候補地選定について理事者側は「(山間地だけでなく)平地も視野に入れて土地を探す」と新たな方向性を示した。
 同組合では黒石市沖浦にある一般廃棄物最終処分場が18年度で満杯状態になる見通しから、12年3月から新処分場の建設候補地選定の作業を進めていた。
 これまで2カ所の候補地について、地権者や地権者と契約している業者と話し合いを進めてきたが折り合いがつかなく、建設地選定作業は振り出しに戻った形になった。

 【 浪岡署・1日警察署長 】

 浪岡署と浪岡警察官友の会は23日、1日警察署長・幹部の行事を行い、安井芳廣浪岡郵便局長ら5人が1日幹部に扮して、警察業務を体験した。
 それぞれ、警察官の服装で委嘱状を受けあと、署員の通常点検に臨んで、手錠や警棒、拳銃などを点検した。
 この中で安井・一日署長は「警察官の制服は一度は着てみたかった。うれしい中にも心身ともに緊張している。社会情勢は混とんとし、みなさんのご労苦はいかばかりかと思う。これまで以上に警察活動を理解し支援していきたい」と訓辞した。

 【 田舎館村・議員辞職を許可 】

 田舎館村議会の議長代行を務める工藤明朋副議長は22日、贈賄で逮捕された議員の辞職を許可した。同日午後、辞職願いを出していた議員の自宅を尋ね、家族の許可通知を渡した。

 【 平賀町・豪雪対策本部設置 】

 平賀町は20日、豪雪対策本部を設置した。昭和63年以来、13年ぶりの設置。



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リストマーク 2月22日(木)

 【 県農試・カメムシ対策 】

 県農業試験場は21日、同試講堂で試験研究成果発表会を開き、取り組んでいる試験研究の成果を発表した。
 この中で問題になっているカメムシ対策では「休耕田にも散布することで発生密度を抑え、水田への侵入を防ぐ」と報告。穂揃い期に広域で一斉に散布することが望ましいとした。

 【黒石市・一番大賞 】

 黒石市の第7回「黒石一番大賞」認定式が21日、行われ6人、7件が新たに「一番」に認定された。
 魚長46・5センチのヒメマスの魚拓、古いマッチのラベル4350枚、縦7ミリ・横3ミリの草履など。

 【 浪岡町・町議会臨時会 】

 浪岡町議会は22日、臨時会を開き、議案10件、報告1件をいずれも承認、可決した。議案のうち7件は、除排雪予算の追加などの専決処分だが、町長期総合計画については3時間近い審議時間を費やし、賛成多数で可決した。
 同計画は浪岡町の向こう10年間の新しい目標を掲げたもので、基本構想、基本計画でなっている。
 除排雪予算は12年度一般会計補正予算(第8号)で最終的に1億4,100万円まで膨らんだ。


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リストマーク 2月21日(水)

 【 田舎館村・議長選贈収賄事件続報 】

 平成11年10月におこなれた田舎館村議会議長選をめぐる贈収賄事件で、贈賄の疑いで逮捕された同村議会議員(53)が19日付で弁護士を通じ、辞職願いを議会事務局に提出した。
 閉会中の議員辞職願いは、議長の許可を得ることになっているが、すでに議長も逮捕され、議長職の辞職願いを出していることから、副議長が「村議の意見を聞いた上で判断したい」意向を示している。


 【 浪岡町・学校評議員制度 】

 一般住民が学校経営に対して意見を述べる県立浪岡高校の学校評議員会議が21日、開かれ9人の評議員が出席。この1年間の学校運営について学校教職員らと意見を交換した。
 同制度は県内では浪岡高校が初めて導入。先駆けとして注目され、県の13年度一斉導入のモデルとなった。この日は4回目の評議員会議。
 同校校長は「評議員制度そのものが目的ではない。浪岡高校を少しでも自分の学校、地域の学校と、思いがよみがえるようにするのが出発点。みなさんの意見のつど、私たちは取り組んできた」とあいさつ。新年度に向けての協力を求めた。

 【 南黒・2001年経済見通し 】

 財団法人青森地域社会研究所は同研究所の月刊誌「れぢおん青森」2月号の中で、2001年度県内地域別経済見通しを表し、南黒地方を含む津軽地域は2000年度(見込み値)に対し純生産で1・0%、市町村民所得で2・1%それぞれ伸びると予測した。
 県内総支出は2001年度、名目で2・2%、実質で0・7%成長すると推定。「力強さに欠ける展開が続く見通し」とした。
 この中で津軽地域は、製造品出荷額や商品販売額(ともに伸び率2・4%見通し)が地域平均を上回り、これに対応して市町村民所得も2・1%伸びると予測した。純生産の伸びは1・0%にとどまる。
 この地域が「比較的、域外からの所得に依存してきた経済構造を反映」し、所得が生産より伸びるとされたもの。
 津軽地域の純生産は、むつ小川原地区を抱える上十三地域(伸び率3・3%)、下北地域(同1・6%)よりは低いが、青森、八戸両地域などをわずかに上回る動きと予測されている。

 
※  2月22日(木)のNHK総合テレビ・午後10時からの「ニュース10」で黒石市の「こみせ通り」のハイビジョン中継があります。津軽地方の冬、もてなしを全国に紹介します。




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リストマーク 2月20日(火)

 【 黒石市・住家全焼で女性焼死 】

 19日午後8時40分ころ、黒石市浅瀬石の無職女性(89)方から出火。木造モルタル一部2階建ての同住宅約135平方メートルを全焼した。
 焼け跡から女性の焼死体が発見されたが、火元の女性が行方不明になっていることから黒石署が身元の確認を急いでいる。
 女性は孫と一緒に暮らしていたが、孫は外出して不在だった。近所の人が火災を発見したときは、すでに火が住宅全体に回っていたという。


 【 田舎館村・議長職辞任問題 】

 平成11年10月におこなれた田舎館村議会議長選をめぐる贈収賄事件で、収賄の疑いで逮捕された同村議会議長(64)から「議長職辞任」の書面が副議長あてに提出されたことを受け、村議会は19日、役場で議会運営委員会と議員全員協議会を開き、書面の取り扱いについて協議した。
 その結果、同書面は3月9日に開会を予定している3月定例会にはかることとした。
 「それまでは副議長が代行とする」(副議長)。

 【 浪岡町・町長に証人喚問 】

 浪岡町の業務委託と収入役のかかわりを調べている同町議会調査特別委員会は20日、第7回委員会を開き、この日は町長と収入役を証人喚問。委託先業者との関係などを質した。
 尋問と証言は、これまでの委員会の内容とほぼ同じだが、自治体トップの町長が証人席に座ったことで住民の大きな関心を呼び、傍聴席では約20人が成り行きを見守った。
 調査特別委員会はこの日で参考人、証人喚問を終わり今後、報告書の作成に入る。作成は正副委員長と二委員に委ねることになった




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リストマーク 2月19日(月)

 【 黒石市・ずぐり回し大会 】

 黒石市横町の「かぐじ広場」で18日、第13回県ずぐり回し選手権大会が開かれた。市内外から約180人が参加して雪上で熱戦を展開した。
 雪の土俵では「ずぐり回しの競争、一、二、三」のかけ声にあわせて一斉にスタート。参加者たちは思い切りずぐりを回していた。
 グランドチャンピオンは六郷小5年の男子が輝いた。


 【 黒石市・真冬日ストップ 】

 黒石市にある県農業試験場のアメダス観測によると、18日の最高気温は5・5度に達し、3月下旬並みとなった。
 2日から続いていた真冬日は、連続16日でストップした。


 【 平賀町・除雪で転落、ケガ 】

 18日午後2時15分ころ、平賀町大光寺の土木作業員男性(42)が、自宅屋根の雪下ろしをしていたところ、雪とともに高さ2・3メートルの屋根から転落。たる木に頭を打ちケガをした。
 母親が様子を見にいったところ、頭から血を流して倒れていたという。黒石市内の病院に搬送された。


 【 浪岡町・保育園児が除雪機でケガ 】

 17日午後3時40分ころ、浪岡町浪岡の会社員男性(43)が自宅敷地内を除雪作業をしていたところ、男性の2男の保育園児(6)が雪山から転落。男性の操作していた除雪機にはさまれ、右足に2週間のケガをした。


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リストマーク 2月17日(土)

 【 田舎館村・議会議長が辞職 】

 議長選をめぐる贈収賄事件で、逮捕された田舎館村議会の議長が16日、家族を通して、議長職を辞任する内容の書面を村議会事務局に提出した。
 副議長あてで「事件については深く反省し、議長を辞任させていただく」という内容。村議会は19日に議会運営委員会と議員全員協議会を開き、取り扱いを協議する。
 地方自治法では、議長の辞職について「議会の許可を得て辞職することができる」と定めており、会期中の本会議で過半数の議決で許否を決める。このため、閉会中の辞職はできないものとされている。


 【 浪岡町・高屋敷館遺跡整備で意見書 】

 浪岡町高屋敷館遺跡の保存、活用などを検討していた同遺跡活用検討委員会は15日、成田清一町教育長に「保存・整備及び活用に関する意見書」を提出した。
 意見書は発掘で見つかった濠、土塁などを保存し建物跡を復元。案内所を設置して史跡公園として整備するよう提言した。同遺跡は1月29日付官報で国史跡に指定された。




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リストマーク 2月16日(金)


 【 黒石市・消費生活モニター 】

 黒石市の消費生活モニターの2月調査によると、前月比でキャベツが3倍のキロあたり347円、ホウレンソウが同2・6倍の100グラムあたり81円、ハクサイが同2倍のキロあたり181円など、野菜の値上がりが激しかった。
 灯油は一部で値下がり。18リットル配達料込みで平均829円。ガソリンは変わらず。


 【 黒石市・マッコ市売上げ6億9,000万円 】


 黒石商工会議所は13日の常議員会で、2月4日の旧正マッコ市は、人出が6万人、売上げは約6億9,000万円と推定されるーと報告した。
 売上げはほぼ前年並みと見られるが、「消費者はマッコに対して非常に敏感」「マッコのPR、ち密さによる差が出た」などの意見があった。

 【 尾上町。当初予算41億6,000万円 】

 南黒地方のトップを切って尾上町が15日、13年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は41億6,400万円で、前年度当初比1・37%の減。これで同町は3年連続、対前年度マイナスの予算を組んだ。
 主な事業は、日沼コミュニティ施設1億1,200万円、ロマンロード整備事業1億4,000万円など。




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      1月25日〜2月3日                       3月1日〜 
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