kim趣味のブログ

さて、Catalyst 12.1が出ていたので入れてみました。
取りあえず11.12からの上書きで特に問題なくインストール出来ました。

しかし、A's Video Converterを起動すると「フィルタのチェックに失敗しました」とのエラーメッセージが・・・。

12-1_vista_win7_32-64_xcode.exeは確かにインストールしたのですが、どうしたことでしょう。
色々と調べてみると、C:\Program Files\Common Files\ATI Technologies\Multimedia配下にatimpenc.dll,atimpenc64.dll(32bit版であればatimpenc.dllのみだと思います)が無いのが問題のようです。
インストーラーの問題なのかどうかは分かりませんが、無いのであれば探し出して入れてしまいましょう。

以下はWindows7 64bit版での手順ですので、それ以外のOSをお使いの方はご注意願います。

このファイルは、以下のインストーラー用ファイル(.MSI)に含まれています。
C:\AMD\Support\12-1_vista_win7_32-64_xcode\Packages\Apps\AVIVO64\AVIVO64.msi
(32bit OSの場合はAVIVO\AVIVO.msiになると思います)

ここから該当するファイルを取り出します、私はExplzh(v5.25以降MSIの解凍に対応しています)を利用させていただきました。
AVIVO64.msiをExplzhで開くとData1.cabというファイルがありますのでこのファイルをダブルクリックすればcab(これもアーカイブファイルです)の中のファイル一覧が表示されます、このなかに、上記のファイルがあるはずですので、取りあえずどこかのフォルダーにコピーして下さい(直接C:\Program Files\Common Files\ATI Technologies\Multimediaにコピーするとエラーになると思います)。

つぎに取りだしたファイルをC:\Program Files\Common Files\ATI Technologies\Multimediaにコピーします、この最「このフォルダーへコピーするには管理者のアクセス許可を提供する必要があります」とのダイアログが表示されると思いますが続行して下さい。

最後にコピーしたファイルをcomコンポーネントとしてシステムに登録します。
コマンドプロンプトを管理者権限で実行します(コマンドプロンプトを右クリックして管理者として実行をクリックします)。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行して下さい。
regsvr32 "c:\Program Files\Common Files\ATI Technologies\Multimedia\atimpenc.dll"
regsvr32 "c:\Program Files\Common Files\ATI Technologies\Multimedia\atimpenc64.dll"

長いですが、パスはTabキーで補完できますので、Tabキーを上手く使うと意外と楽です。

正常に登録されれば終了です(登録された旨のダイアログが表示されます)。

エンコードの性能が少しは上がるかと期待しましたが、あまり変わらないか若干悪くなったような・・・・。
ＡＭＤ　ＶＩＳＩＯＮ　Ｅｎｇｉｎ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　ＣｅｎｔｅｒのグラフィックOverdriveで確認するとエンコード中はアクティビティが99%になっているので目いっぱいGPUを使っているのでしょう（なぜかA's Video ConverterではGPU使用率が0%/0%のままなんですよね・・・。