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気仙沼商港岸壁かさ上げ 本格復旧に着手
 | 岸壁のかさ上げのため鋼管を打ち込む作業がスタート |
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宮城県気仙沼土木事務所は14日、東日本大震災で被災した気仙沼市朝日町の商港岸壁の着工式を行い、地盤沈下した岸壁や荷さばき場などの本格復旧に着手した。三浦秀一副知事ら関係者50人が出席、くわ入れをして工事の安全と早期完成を祈った。 岸壁は最大1.6メートル沈下しており、大潮の14日は海面が岸壁の高さまで迫っていた。工事は、接岸岸壁(延長577メートル)と背後の荷さばき場を2014年度までにかさ上げする。防潮堤、河川護岸は標高7.2メートルの高さで復旧。臨港道路も含め全体工事は15年度完了を目指す。事業費は約106億円。 北側の岸壁にはクレーンを積んだ作業船が付け、かさ上げのために新たな鋼管(矢板)を打ち込む工事が披露された。
2012年11月15日木曜日
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