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民主 離党の動き相次ぐ
11月15日 20時4分

民主 離党の動き相次ぐ
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民主党の山田元農林水産大臣は「野田総理大臣が、『TPP=環太平洋パートナーシップ協定を推進する』と言っているので、離党せざるを得ない」と述べ、近く離党届を提出する意向を明らかにしました。民主党では、ほかにも15日、3人が離党届を提出したほか、1人が離党の意向を表明しました。

このうち、山田元農林水産大臣は「野田総理大臣が、『TPP=環太平洋パートナーシップ協定を推進し、衆議院選挙のマニフェストにも盛り込む』と言っているので、離党せざるを得ない。党に申し出はしないといけないと思っている」と述べ、近く離党届を提出する意向を明らかにしました。そのうえで、山田氏は「TPPに反対する仲間を結集して、選挙に臨みたい。新党を作るかどうかは、これから考えるが、『中道リベラル』を訴えられるような選択肢を国民に示したい」と述べました。山田氏は、衆議院長崎3区選出の当選5回で、菅内閣で農林水産大臣を務めました。
民主党では、15日、山崎誠衆議院議員と富岡芳忠衆議院議員、それに、中川治衆議院議員が、それぞれ離党届を提出したほか、長尾敬衆議院議員が、16日離党届を提出し、自民党に入党したいという意向を示しました。
このほか、小沢元環境大臣が、日本維新の会に合流する意向を固めているほか、2人の議員がすでに離党届を提出しており、これらの議員が党を離れれば、衆議院で与党として過半数を割り込む状況となっています。

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