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民主解散反対派など 輿石氏と会談
11月14日 12時20分

民主解散反対派など 輿石氏と会談
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野田総理大臣が衆議院の年内解散に踏み切る方向で検討を進めているなか、民主党の閣僚経験者らやTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加に慎重な議員らが、14日午前、輿石幹事長と相次いで会談し、年内に解散を行うべきではないと申し入れました。

民主党の大畠元国土交通大臣、海江田元経済産業大臣、荒井元国家戦略担当大臣、平岡元法務大臣など、民主党の閣僚経験者ら7人は、14日午前、国会内で、輿石幹事長と会談しました。
この中で、大畠氏らは「政権与党の立場から、東日本大震災や原発事故の被災地の復旧・復興に力を注ぎ、国民生活に大きな影響のある、来年度予算案の編成作業などを急ぐべきだ。景気も不透明さを増している現在、政治空白を作る衆議院の解散をすべきではない」などと述べました。
そのうえで、大畠氏らは「衆議院選挙は、1票の格差の是正について、法律を改正して、小選挙区の区割りを見直し、違憲状態を解消したあとでなければ行うべきではない」と申し入れました。
これに対し、輿石氏は「野田総理大臣に伝えたい」と述べました。
このあと、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加に慎重な山田元農林水産大臣らおよそ10人も輿石氏と会談し、「TPPを争点として、年内に衆議院を解散することに強く反対する」などとした申し入れ書を手渡しました。

中山氏“話し合い解散そのもの”

民主党の中山義活衆議院議員は記者団に対し、「輿石幹事長には、われわれの申し入れを分かっていただいたので安心した。野田総理大臣が目指しているのは、野党との『話し合い解散』そのもので、とんでもないことだ」と述べました。
そのうえで、中山氏は、記者団が「党のトップが代わるべきだという考えは変わりないか」と質問したのに対し、「変わっていない。自民党がいちばん嫌がることをしなければならない。今、解散すれば自民党が泣いて喜ぶだけだ」と述べました。

荒井氏“政治空白作るな”

民主党の荒井元国家戦略担当大臣は記者団に対し、「福島県では、除染も健康管理の調査もほとんど進んでいないのが実態だ。福島を復興していく約束は、国民に対する約束でたいへん重く、緒に就いたばかりで政治空白を作ることは、福島の人たちの信頼を裏切ることになる」と述べました。

山田氏“TTP表明なら覚悟”

民主党の山田元農林水産大臣は記者団に対し、「今、政治空白を作るべきではなく、衆議院の解散は、来年度予算案を成立させてから行うべきだ。今、野田総理大臣がTPPの交渉参加を表明するなら、私たちにも覚悟があるので、若い議員たちと相談して対応を考えたい」と述べました。

福田氏“TPP参加表明に反対”

民主党の福田衣里子衆議院議員は記者団に対し、「解散風が吹いている段階で、TPPの交渉に参加することが現実的にあるのではないかという危機感を感じて、参加を表明しないよう訴えた。輿石幹事長は『皆さんの意見を野田総理大臣に伝えて、参加表明には慎重に対応するよう伝える』と言っていた」と述べました。

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