ニュースランキング

'12/11/2

路面電車100年 23日記念祭



 広島電鉄(広島市中区)は、電車開業100周年を迎える23日、東千田町の本社周辺で「電車開業100周年記念祭〜路面電車物語〜」を開く。千田車庫に、新旧の電車を約30編成展示。開業時の制服を着た運転士と車掌を乗せた復刻電車を、市内で走らせる。

 千田車庫内に被爆電車や最新の超低床車両を並べ、一部の電車は自由に乗ったり触ったりできる。100年の歴史を紹介するパネル展や記念グッズの販売もある。午前10時半〜午後3時半で入場無料。

 当日朝、広電宮島口や広島港など5カ所から、被爆電車やハノーバー電車を貸し切り運行。事前に抽選で選んだ150人を千田車庫まで運ぶ。開業時の車両を復刻した「大正電車」は23日から1週間程度、電飾して広島市内を巡る。

 前身の広島電気軌道が1912(大正元)年11月23日、広島駅―相生橋間など市内3区間で路面電車の運行を始めた。「広島とともに歩んできた電車に親しんで」と呼び掛けている。

【写真説明】100周年を記念し、被爆電車や新型車両を集めて展示する千田車庫(広島市中区)




MenuTopBackNextLast