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全国初 新宿の公道上に常設カフェ
11月15日 19時16分

全国初 新宿の公道上に常設カフェ
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公道上では全国で初めてとなる常設のオープンカフェが東京・新宿の通りで営業を始め、地元では新宿の街で安心してくつろげる場所として、多くの人に立ち寄ってもらえる街づくりを進めようとしています。

オープンカフェが出来たのは、新宿駅東口と歓楽街の歌舞伎町を結ぶ「モア4番街」のおよそ100メートルの通りで、地元商店街や区の関係者らがテープカットをしてオープンを祝いました。
この通りは、もともと御影石の石畳とケヤキ並木でヨーロッパをイメージして整備されましたが、20年ほど前から放置自転車やごみのポイ捨てなどが目立ち、客足も伸び悩んでいました。
このため、商店街が区と共に7年前から社会実験としてオープンカフェを始めたところ、およそ200台あった放置自転車が3分の1に減ったほか、通りを歩く人が増えるようになったということです。
去年には法律が改正されて、一定の条件の下、公道上での店の営業が可能になり、全国で初めて常設のオープンカフェが認められました。オープンカフェは平日と土曜が午後3時から、日曜と祝日が正午からの営業で、15日、式典の参加者が石畳に置かれたテーブルでコーヒーなどを楽しみました。
新宿駅前商店街振興組合の蛭川和勇理事長は「新宿の街で、パリのような雰囲気のよい通りを目指し、安心してくつろげる場所としてにぎわいを取り戻したい」と話していました。

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