twitterの公式検索とYahoo!リアルタイム検索が使えそうだから素人なりに比較してみた
主観満載読書感想的記事です。twitterの公式検索が最近生まれ変わり、期を同じくしてYahoo!にtwitterを対象としたリアルタイム検索が誕生しました。どちらもなかなか高品質で気に入っているので比較しつつ紹介します。結論としては、ほとんど精度が変わらないならAPIのある公式検索のほうがステキ、ということです。
twitter公式検索が生まれ変わった模様
もう埋もれていて、掘り出すのもおっくうなのですが、ここ1カ月以内に、twitter公式検索がリニューアルされたとのリリースがTLに流れてきました。私が確認できたのは以下2点。
- 検索結果に「トップ」と「全て」が現れた
- 検索結果から4sqが消えた?
トップとはトップレートやトップトレンドなどといった意味でしょうか、キーワードへの関連性が高く人気のあるツイートほど上位に来る模様で、単純な時系列ではなさそうです。RTされ具合など加味されていることでしょう。
「杉並区」検索をしてI’m at 杉並区高井戸東~などで埋め尽くされていた、過去のカオスが無くなりました。
これら2点だけで相当変わったんです。現在、杉並区おた助では、地名をカテゴリとして、スラッシュタグをtakaidoなどとしてカテゴリごとに#takaido検索結果を表示させています。過去にピュアな地名検索も試そうとしたんですが4sqの嵐に嫌悪を感じハッシュタグに決めたわけです。それを改め、ピュアな地名検索に変更してもよいかな、と思わせるほどの今回の改善です。
Yahoo!リアルタイム検索も精度よし
Yahoo!検索 リアルタイム検索を公開しました。 – Yahoo!検索 スタッフブログで案内されたとおり、twitterを対象としたリアルタイム検索がYahoo!に追加されました。精度はよいです。
こちらはRT数が表示され、RTが多いほど上位表示の傾向が伺えます。WebIntentsが導入されており、その場で返信、RTなど出来ます。
RT数と経過時間の乗算で重要度を算定し、順位決定している様子が妄想できます。このあたりはtwitter公式検索と同様でしょうか。両者比べてみたところ、検索結果は似ていますが全く同じではありませんでした。
検索結果の精度に優劣は感じられないが、APIの有無は決定的な違い
Yahoo!リアルタイム検索にはAPIが無い!のではないでしょうか。ちょっと探しましたが見つかりませんでした。もしあるならお手数ですがコメントなどでお知らせくださいませ。
twitter公式検索にはもちろんAPIあります。GET search | dev.twitter.com
ここでふと思ったんですが、searchのresult_typeは以前から3タイプありました。
- mixed: Include both popular and real time results in the response.
- recent: return only the most recent results in the response
- popular: return only the most popular results in the response.
- 混合:人気とリアルタイム
- 最近:最も新しい結果のみ
- 人気:最も人気のある結果のみ
今回のトップと全ての関係は、これらから説明できるのではと感じています。つまり「トップ」はmixedで、「全て」はrecentなんじゃないかと。実際、「全て」を選択するとURLにrealtimeとつきます。現在の公式検索はmixedを使っている、と邪推できます。
twitterの新しい公式検索のロジックmixedの仕組み妄想
いつも夢遊病者のような記事ばかりですが、以下はさらに妄想を含みます。recentはキーワードを含むツイートを時系列に並べただけ。popularはRTされた数で並べただけ。ならばmixedは?
RT数×経過時間で算出しているでしょう。あら、上にも書いたわね。
RT数はもちろん上位に動く係数、経過時間は下位に動く係数、これらを検索がかかったタイミングでかけあわせ、順位決定しているのではないでしょうか。RT数が多くても古ければ下位に、RT数が少なくてもフレッシュなツイートなら上位に、経過時間が長くてもRT数が多ければ上位に、経過時間が短くてRT数が多ければまさしく上位に。などなど。
mixedの存在はtwitterの価値を高めますね。
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