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米兵事件 読谷村長が沖縄防衛局に抗議
11月15日 12時25分

米兵事件 読谷村長が沖縄防衛局に抗議
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沖縄県読谷村でアメリカ空軍の兵士が酒を飲んで男子中学生を殴りけがをさせた疑いが持たれている事件で、15日、読谷村の村長などが沖縄防衛局を訪れ、14日夜の村民大会で採択された再発防止策などを求める抗議決議を手渡しました。

この事件で、読谷村では、14日夜、およそ900人が参加して事件に抗議する村民大会が開かれ、実効性のある再発防止策の公表や日米地位協定の改定などを求める抗議決議を採択しました。
これを受けて、読谷村の石嶺傳實村長など17人が沖縄防衛局を訪れ、武田博史局長に対して抗議決議を手渡しました。
石嶺村長は「夜間の外出禁止令が出されたばかりなのに、何の落ち度もない中学生を暴行するという蛮行はとうてい許されない」と述べました。
石嶺村長などは、沖縄防衛局の前にはアメリカ空軍嘉手納基地を訪れ、第18航空団のジェフリー・アルマン大佐に対しても抗議決議を手渡しました。
石嶺村長は「綱紀粛正が徹底されるのか疑問を持たざるを得ない。事件が繰り返される根底には日米地位協定の問題があり、その改定を強く求めたい」と話していました。

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