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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【プロ野球】阿部 正力賞 原監督とW受賞 同一球団からは初2012年11月15日 紙面から プロ野球の発展に最も貢献した球界関係者を表彰する正力松太郎賞の選考委員会は14日、巨人を3年ぶりの日本一に導いた原辰徳監督(54)と、打率、打点の2冠でチームを引っ張った阿部慎之助捕手(33)を選出した。原監督は2009年以来3度目の受賞、阿部は初受賞。同一球団からのダブル受賞は初。それぞれ賞金500万円が贈られる。 吉報は羽田空港に向かう車の中で受け取った。「最初聞いた時は信じられない気持ちだった。でも今はいただいて大変光栄。僕が死んでも孫たちが受賞者を見て喜んでくれればいい」。選手としては2000年の松井秀喜以来12年ぶり13人目。捕手としても1997年の古田敦也以来史上2人目の偉業に、慎之助スマイルがはじけた。 12年目を迎えた今シーズンは大満足の1年だった。三冠王の夢を感じさせる猛打で、首位打者と打点王の2冠。正捕手、キャプテンとしてチームを初のアジア王者にも導いた。「自分でも納得できる数字だし、チームの成績。あと何年野球をやれるか分からないけど、もうこんなことはないんじゃないかと思えるぐらい満足できました」。まだまだ働き盛りの阿部が思わずキャリアハイに認定してしまうほどの結果。まさに、プロ野球界の顔と言える大車輪の働きだった。 この日は代表の全体練習には参加しなかったものの、福岡入りしてチームに合流。シーズン終盤から痛めていた両足の状態は万全ではないが「アジアシリーズでもDHで出られたのでそれぐらいは」と本人は出場に意欲満々。「代表のユニホームを着れば、キュッとお尻が引き締まると思う」と言う通り、代表での2試合で最高の1年をビシッと締めくくる。 (臼杵秀之) PR情報
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