ニュース詳細
一方通行の自転車道 初の社会実験11月14日 13時13分
K10034764811_1211141318_1211141320.mp4
自転車の事故が相次いでいる川崎市の県道で、車線の中に一方通行の自転車専用道路を設け、歩道への乗り入れを禁止する国内で初めての社会実験が始まりました。
この社会実験は、川崎市と警察が協力して、京急川崎駅近くの県道のおよそ200メートルの区間で14日から始めました。
この区間では、歩道での自転車と歩行者との接触事故や、車道での自転車どうしの衝突事故が相次いでいるため、自転車の歩道への乗り入れを全面的に禁止し、車道のうち1車線をガードレールで区切って自転車専用にしました。
自転車は上りと下り、それぞれ車と同じ方向に走り、自転車どうしの正面衝突を防ぐ効果も見込んでいて、警察などによりますと、道路の車線に一方通行の自転車道を設ける社会実験は国内で初めてということです。
実験は2週間の予定で、14日は通勤や通学で自転車を利用する人たちに、市の職員や警察官が歩道への乗り入れ禁止を伝え、専用の車線を走るよう促していました。川崎市建設緑政局の福田賢一計画調整担当課長は「社会実験で得られる効果と課題をきちんと整理して、本格的な実施に向けて環境を整備していきたい」と話していました。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|