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原子力規制委改革へ柳田氏ら専門家11月14日 9時48分
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国の原子力規制委員会は、規制組織として必要な専門性や透明性を確保するため、原発事故を巡る政府の事故調査・検証委員会に参加した柳田邦男さんなど外部の専門家5人の意見を聞いて業務の改革を進めることになりました。
ことし9月に発足した原子力規制委員会は、規制組織として必要な専門性や透明性を確保するため、継続的に意見を聞く外部の専門家5人を選ぶことになりました。
専門家には、原発事故を巡る政府の事故調査・検証委員会の委員長代理を務めた作家の柳田邦男さんや自然エネルギーの利用拡大を訴え、国の原子力政策に批判的なNPO法人代表の飯田哲也さんなどが選ばれました。
5人は、今月21日に規制委員会の委員と意見交換をするほか、今後、規制委員会の事務局の原子力規制庁の職員に対する研修や講演も行い、業務や意識の改革を進めるということです。
規制委員会では、先月公表した原発事故が起きた際の放射性物質の拡散予測を巡って、誤りが相次いで見つかっていて、専門家の意見や提案を活動全般に役立てていくとしています。
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