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焼却灰の一時保管で健康調査へ 千葉11月12日 5時44分
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千葉県は、北西部の自治体で処分できなくなっている放射性物質を含んだごみの焼却灰を今月から県有地に運び入れて一時保管を始める予定ですが、周辺の住民からの要望を受けて内部被ばくの検査を行う方向で検討することになりました。
千葉県は、柏市、流山市など県北西部の地域で、放射性物質を含むごみの焼却灰が処分できない状態が続いていることから、我孫子市と印西市にまたがる県の下水道終末処理場の敷地で一時保管することを決め、今月から運び入れることにしています。
これについて、周辺の住民から健康への影響を懸念する声が千葉県に寄せられ、印西市の住民からは「焼却灰の搬入や保管に伴い内部被ばくのおそれがあるのではないか」として、搬入を始める前から内部被ばくの検査を行うよう要望があったということです。
千葉県は「住民の内部被ばくは考えられないが、検査を通して安全性が証明でき地元の要望にも応えられる」として、ホールボディカウンターと呼ばれる専用の装置を使い、印西市の住民の内部被ばくの検査を行う方向で検討することになりました。
千葉県は、今後、対象とする地域や人数、検査を行う期間など詳細を調整することにしています。
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