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環境相“中間貯蔵施設 建設実現へ調整”11月11日 16時34分
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東日本大震災から1年8か月となる11日、長浜環境大臣は、原発事故の影響で避難を余儀なくされた福島県広野町の山田基星町長と会談し、計画が遅れている中間貯蔵施設について、建設実現に向けた調整を進めていく考えを示しました。
長浜環境大臣は11日、一時緊急時避難準備区域に指定されていた広野町の山田町長と会談し、「復旧する努力を続けているのですが、時間がかかり、おわびします」と述べました。
これに対し、山田町長は、区域の指定が解除されても町民の帰還がおよそ10分の1しか進んでいないと訴えたうえで、「町民は見えないものに対しての恐怖感がある。帰還に向けてスピード感ある対応をお願いしたい」と述べ、除染などに対する財政措置を求める要望書を手渡しました。
長浜大臣は就任後、避難区域に指定された自治体や除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設の設置を要請している双葉郡内の町村長との会談を続けてきました。
会談後、長浜大臣は「中間貯蔵施設の候補地の自治体からは丁寧な説明を、ほかからはスピーディな対応を求められている。難しい問題だが、しっかり調整していきたい」と述べました。
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