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警察官が押さえつけた女性 死亡11月15日 0時53分
大阪・堺市の住宅で、女性が暴れているという通報を受けて駆けつけた警察官3人が、40歳の女性を押さえつけたところ、意識を失い、5日後の14日、死亡しました。
警察は、当時の状況や女性の死因について調べています。
今月9日の午前7時ごろ、堺市の住宅で、「嫁が暴れている」と、この家に住む人から、警察に通報がありました。
警察によりますと、警察官が駆けつけたところ、40歳の女性が玄関に座り込りこんで大声を出したり、おもちゃを投げたりしていたということです。
このため、警察官2人が女性をうつ伏せにして、両手両足を押さえましたが、暴れ続けたことから手錠をかけ、さらに、もう1人の警察官が、背中に馬乗りになって押さえつけたということです。
3人の警察官は、20分にわたって押さえ続けたところ、女性は、意識を失ったということで、5日後の14日、死亡しました。
警察は、当時の状況や女性の死因について調べています。
堺警察署の古川正樹副署長は「現段階では、女性を取り押さえた際の方法について問題はなかったと考えている。今後、女性が死亡した原因を調査する」と話しています。
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