2003年１２月１０日発行
42ページ　　500円　　送料200円

動物園協会加盟している95の動物園と自治体が危険動物の展示施設として許可を出している27の施設にアンケートを送り、88施設より回答をいただきました（回答率72％）。

動物福祉への配慮、動物保護・愛護思想の普及啓発、環境エンリッチメントへの取り組み、余剰動物問題の対処など、19項目の質問への回答を取りまとめています。

世界動物保護協会（WSPA)とALIVEの共同調査による第４回目のクマ牧場調査レポート。

現在日本には8つのクマ牧場があり、約800頭のクマが飼育されている。本来は豊かな自然の中で生態系の要として生きているクマは、日本ではコンクリートか鉄の檻の中に閉じ込められ、まるで牢獄の中の生活を強いられている。このような飼育方法は、われわれ日本人の自然観や動物間の貧困を指し示している。どこに飼育の問題があるかを具体的に指摘し、環境エンリッチメントの必要性を詳述。

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資料集No.14

海外の動物保護法　No.4
「EU・英国の動物園法」（全文）

2003年７月１５日発行　
122 ページ　1,000円

　1999年にEU（ヨーロッパ連合）が動物園指令を制定し、それに伴い、英国でも「動物園免許法1981」および、それに基づく「動物園業務基準」の大幅な改正が行なわれました。　それらの新しい法律、基準等すべて翻訳してまとめた「EU・英国の動物園法」を刊行いたしました。　

資料集No.3　動物園シリーズ３

「動物園を問う：Zoo Inquiry」　

500円

動物園には何の意味があるのか？動物園はあやまった教育をしているのではないか？動物園で果たして絶滅のおそれのある種を保存できるのか？
「世界動物保全戦略」に対する世界動物保護協会(WSPA)とボーンフリー財団（BFF）による野生動物保護への提案書。 動物園問題を知るためには、必読の資料集です。

資料集No.2

「英国動物園免許法・欧州動物園基準」　(絶版）

500円

資料集No.14　海外の動物保護法４「EU・英国の動物園法」が改訂版となりますのでそちらをお求めください。

イギリスでは動物園の運営には免許が必要です。法律に従って適切に運営されているかどうかを調べるために、政府と自治体の査察官が定期的に査察にまわり、不適切な状態を発見したら改善勧告をします。それに従わない動物園は、閉鎖命令が出されてしまいます。
イギリスのこの「動物園免許法」は、その後２００２年に、ＥＵにおける動物園規正法の制定に大きな影響力を与えました。
イギリスにおける動物園の設置運営及び動物福祉に関する細則、動物園調査官の調査項目条項を掲載。

　さらに、特にくわしい海洋ほ乳類の施設基準及び動物福祉も掲載。加えて、欧州動物園協会の基準も紹介しています。

資料集No.1　　動物園シリーズ１

「日本の動物園調査レポート」　

500円

　日本ではじめてのズーチェック！　英国政府の動物園査察官で野生動物の獣医師であるジョン・グリッパー博士が初来日、日本の典型的な10カ所の動物園・水族館・動物保管所をつぶさに見て調査した結果のレポート／全国の新聞やテレビでも大きく報じられた資料をまとめました。

資料集No.15

移入・外来種対策における予防原則と動物福祉の必要性

2003年８月２５日発行　
31 ページ　300円

■移入種対策と予防的措置
１．野生動物の捕獲・販売・飼育の規制が必要　
２．水際でチェック！野生動植物の輸入
３．「ミドリガメプレゼント」への中止要請　
４．飼育動物に係わる法律とその概念図　
■移入種対策と動物福祉
１．移入（外来）種問題に動物福祉の必要性−海外の事例
２．移入種問題と動物福祉
３．「動物を捨てることは犯罪」　（2003.8　記事）
■資料
１．生物多様性条約ガイドラインの抜粋
　　　　−「予防」と「倫理」に関する部分抜粋　
２．移入（外来）種体策に関するイギリス政府レポート　
３．野生生物法ネットと連絡会の緊急共同要請書
４．上記を報じた新聞記事　
■意見書
１．神奈川県に対して鳥獣保護事業計画に対する意見書
２．和歌山県に対してタイワンザル問題に関する意見書

　　　Ａ4判/16ページ/１部150円

　回答率100％で初めて日本全国の野生ニホンザルの駆除実態が明らかになった。

　＜項目　目次＞
１．都道府県別ニホンザルの有害駆除個体数
２．ニホンザルの有害駆除を実施している市町村
３．駆除の実施と捕獲個体の取扱いについて
４．生息調査の実施状況
５．猿害の防除対策・保護計画の策定状況
６．アンケート用紙
７．まとめ

　Ａ4判/8ページ/１部110円