亀岡暴走　車所有少年罰金で地検、控訴の方針

　京都府亀岡市で集団登校中の児童ら１０人が車にはねられ死傷した事故で、京都地検は、車の所有者の無職少年（１９）に道路交通法違反（無免許運転）教唆で罰金２５万円を言い渡した２日の京都地裁判決を不服として、大阪高裁に控訴する方針を固めた。

　事故を起こした少年（１８）は当時、無職少年の軽乗用車を運転しており、１審で検察側は「車を貸さなければ、事故は起きなかった」として法定刑上限の懲役１年を求刑していた。