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アジア不安定化を米紙懸念−解散総選挙めぐる海外反応  (11/14 23:28更新)

 日本の衆院の解散総選挙が決まったことをめぐり、インド政府は14日、翌日からのシン首相による訪日の延期を急きょ決定。中国メディアは相次いで速報し、関心の高さを示す一方、米紙はオバマ大統領が「最優先」地域と位置付けるアジアの不安定化を懸念した。

 「日本で選挙が行われる可能性があり、両国の都合の良い時期に首脳会談を延期することに決めた」。ニューデリーで14日午後に開かれた記者説明会で、外務省のバンバワリ東アジア局長は戸惑いの表情を浮かべ発表した。当初は首相訪日の狙いや首脳会談のテーマを説明するはずだった。(共同)