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「軍曹、何処にいるの。頼まれたビグロ買ってきたよ?」
家の中を、碧の同居人を捜す冬樹少年。
思ったよりも早めに買い物を終えた。
「……っ、……」
「そこにいるの?軍曹…」
ダイニングに入った冬樹の見たものは、思いもかけない光景であった。
「ん… 冬樹… 」
ソファーに寝そべった母。シャツを胸までたくしあげ、膝までズボンを引き下ろし、豊かな乳房と脚の付け根へ指を這わしている。
「ママ…」
息子の存在に気づかないのか、秋は、胸を大きくこね回しながら、引き締まった肢体を悶えさせる。
さらに驚愕させたものは、秋の口許にあった。
昨日履いていた自分の下着。それも、股間の部位を銜えている。
驚きに、ビグロの箱が廊下に落ちる。
「誰!」
慌てて胸を隠し、股間を覆う。
「ケロちゃん? 隠れてないで出てきなさい。怒らないから」
「御免なさい…」
「冬…樹…」
「その… 見るつもりは… その…」
俯き加減の冬樹。驚いていた秋であったが、愛する息子の下腹の変貌に目を見開く。
「こっちに…来なさい」
恐る恐る近づく冬樹を前に、秋は露出した肉体を隠すこともなく直立する。
それどころか、脱ぎかけのシャツを脱ぎ。下着までも脚から外す。
「あの、ママ…」
「冬樹… ママの身体…どう」
冬樹の前には、幼い頃に吸ったであろう、豊かで張りのある乳房と、スッキリとした腹筋の下にある股間へと視線が向く
「冬樹も、ママの身体で勃起するんだ…」
「ちが、そんなこと!」
「だったら、どうしてこんな風になるの?」
秋の指が股間を撫でると、冬樹は少女のように声を出して膝を折る。
「ママだって、女なの… ママだけど… 女なのよ… 冬樹」
秋は冬樹のズボンに手をかけ、ベルトをさっと外し、ファスナーを引き下ろす。
「ママそっくりなくせに… ここは、パパなみに… あぁ…」
下着をテントのように、突っ張らせていた冬樹の雄が露わになる。
「止めてよ… ママ… 僕…そんな…」
「ふふ… 立派… ちゃんと剥けてるのね… こんなにエラがはって…」
跪き、両手で息子の息子を弄んでいた秋は、そのまま顔を近づける。
「ダメだよ、そんな!」
亀頭にネットリと絡みつく暖かい感触に声を上げる。
返事はなく、ただただプチュプチュという音と、唾液をすする音が響く。
「そ、な、ダメ… きも、ちぃ、うぅ…あっ!」
誇れるほどの大きさを持っていても、所詮は女を知らない肉棒で、ダイナマイトな人妻のテクに抗えるはずもない。
「ダメぇ!!」
下腹に寄せられた実母の頭を押さえつけ、腰をヒクヒクと突き出す。
こみあげる射精感の中、吹き出す快感とともに吸い出される未知の快楽に背骨がきしむほどに反った。
飲み込まれる様を肉棒自身で感じる。
「ん… んっ。美味しい…」
「ママ… こんな…」
「冬樹… これは、夏美にはナイショね…」
「うん…」
「今度は… いっしょにお風呂でも入ろう」
精液を口許に滴らせたままの唇が、冬樹の唇を奪う。
ファースト・キスの隠し味は、自分の精液であった。
「うん…」
何も知らない軍曹が、ビグロを頭の上にのせたまま、ザクレロの入手を力一杯誓ったのは…どうでもいいか。

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