河野洋平は絶対に反省しない。 一回目
「河野談話」を為さしめた、その素地を作り世界に向けて、言質を取られた、取り返しのつかない愚挙を、全力で後押ししたのが朝日新聞といっても過言ではないでしょう。その朝日が今日も試し読みで入っていました。4日目です。あと明日で終わりですが、引き続き読みたいかというと、はっきり言ってタダでも読む気はありません。
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今日の産経新聞一面記事は、欠陥憲法であり、日米共同で行なう予定の、沖縄県の周辺海域を島に見立てて、離島奪還の模擬訓練を実施するという方針が、ダメになったという記事です。見出しは、【 岡田氏、中国に配慮「決定は駄目だ 】。【 離島奪還訓練 断念の舞台裏 】。【 首相も追認・・米は強い不快感 】。中味を読まなくてもこの見出しで想像がつきます。
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これらの記事は朝日新聞では見当たりません。田中真紀子文科相が、【 三大学の新設認めず・文科相決定 学生ら困惑 】と文字通り中味まで読む気にならない記事ですが、朝日らしさといえば、二面の、【 「また米兵」怒り頂点・沖縄・暴行事件~政権、抗議しただけ 】と読者をあおって、沖縄問題でのスタンスを崩していません。
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山本夏彦翁に言わせると、新聞を読む時間は平均10分か15分だそうです。それなら20ページを16ページに、16ページを8ページにと次第に減ページすべきなのに、新聞は増ページに継ぐ増ページを重ねていると書いています。朝日新聞は今日迄の4日間、すべて40ページを貫いています。これでは結構読む私でさえ、疲れてしまいます。
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今日は新聞の読み比べはやめて、雑誌『正論』12月号より、気になった記事の紹介をします。特に今月号は気になる記事、論文が多く、追々紹介を兼ねて書き写すつもりですが、今日は、「 特集 歴史捏造国家に一撃を 」の中から、産経新聞でお馴染みの、阿比留瑠比氏の文を取り上げたいと思います。
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《 雑誌『正論』12月号より 》
[ 特集 歴史捏造国家に一撃を ]
【 河野洋平に反省の色なし 】 一回目
●厚顔無恥とはこのこと。読売新聞、「時代の証言者」で
またも慰安婦をめぐって数々の売国的発言が飛び出した
産経新聞政治部編集委員 阿比留瑠比
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《 独善性と自己正当化癖 》
≪在る者たちは、みずからの一握りの正義を誇り、この正義のために、一切の諸事物に対して罪を犯す。そこで、世界が彼らの不正の中で溺死させられるのだ≫(ニーチェ『ツァラトゥストラはこのように語った』)。自民党、「ハト派」を代表する政治家、河野洋平元官房長官の空しい言動を見るたびに、いつもこの言葉を思い出す。
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河野氏はこれまで、周辺諸国にひたすら媚びへつらい日本を貶め、それで、「リベラルの良心」を気取ってい北。とはいえ、それはつまるところ、河野氏の、「独善性」と、「自己正当化」にすぎないと考えるからだ。現在、韓国の李明博大統領の島根県・竹島への不法上陸と、虚位を酷使した天皇陛下への侮辱発言によって、慰安婦募集の強制性を認めた、平成5年八月の、「河野談話」の見直し機運が高まっている。
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河野談話は、八方手を尽くしたのに資料的証拠も日本側の証言も一切見つからなかったため、韓国の元慰安婦女性十六人への聞き取り調査だけを根拠としている。しかも元慰安婦証言に関しては、何ら裏付け調査も実施せずにだされたいい加減なものなのだ。にもかかわらず、韓国側がこの河野談話を根拠に、新たに慰安婦問題に関わる賠償や謝罪を求めてきた上に、日本人の神経を逆なでするような暴挙を続けているのだから、談話を何とかしようと考えるのが当然だ。
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「私たちの子孫にこの不名誉(慰安婦強制連行)を背負わせるわけにはいかない。国内、国外に対し、新たな談話を出すべきだ」。九月の自民党総裁選では、こう明確に主張した安倍晋三元首相が新総裁に選ばれた。河野談話がどうあれ、当時日本の一部だった朝鮮半島の女性を軍が無理矢理、強制連行して慰安婦にしたというストーリーが虚構であることは多くの国民にもう、ばれている。
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ところが、こうした社会の正常化が談話作成の当事者である河野氏には気にくわないらしい。月刊誌、『世界』十月号のインタビュー記事でこう反論している。「明確な文書史料がない、強制した証拠はないと軽々しい批判が最近もありますが、先ず、当事者がいるのです。日本政府の調査に対し、当事者の方々がその辛い体験を話してくださったのは、こちらの姿勢への信頼が生まれてはじめて語ってくださったのです。『証拠がない』という批判は、その信頼を裏切るものだと指摘しておきたい」。
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いかにも情緒的で非論理的な言い分だ。その当事者の発言はあいまいで、かつ、プライバシー保護を理由に非公開とされている。さらに、この元慰安婦聞き取り調査には、慰安婦賠償訴訟に関わっていた福島瑞穂弁護士(現社民党党首)もオブザーバー参加しているのだから余計に怪しい。もう一つ、河野氏は「元慰安婦の信頼を裏切ることになるから疑ってはいけない』ともいっているが、これも事実関係の検証とは無関係で意味不明だ。
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(※感想・・・・・意味不明です、当事者の元慰安婦の発言のほうが調査した日本側の発表より信頼が置けるというまるで、言いがかりをつけてきた韓国政府と同じというか一新胴体だといわれてもしょうがないでしょう。捏造された証拠もない慰安婦問題は止まるところを知らず、アメリカにまで宣伝しまくり、韓国の日本大使館の正面に慰安婦像まで建てて、日本を脅迫しているのです。河野氏はその脅迫者達の一味と見なして言いのでしょうか)。
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ちなみに、河野氏の下で談話作成に当たった事務方の石原信雄元官房副長官は、この元慰安婦聞き取り調査の実態について産経新聞の取材にこう証言している。「裏づけ、本人の親に会うとか、当時の関係者に会うとかそういう手段はない。もっぱら本人の話を聞くだけだ」。河野氏自身も平成九年、自民党の会合で根拠の乏しさについてこう認めている。
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「女性が強制的に連行されたものであるかどうかについては、文書、書類ではありませんでした。女性を強制的に徴用しろと言いますか、本人の意思のいかんにかかわらず連れてこい、という命令書があったかといえば、そんなものは存在しなかった」。結局、事実関係よりも政治決着を急いだだけであることは明らかだが、河野氏は十月八日付の読売新聞のインタビューでも同様の主張を述べている。こちらも、事実かどうかではなく、ただただ感情に訴えるばかりだ。
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「紙の証拠がないからといって戦後、半世紀を越えて今も苦しむ女性の存在や戦争中の悲劇までなかったと言わんばかりの主張には、悲しみさえ覚えます。アジアのみならず欧米諸国からも日本の人権意識を疑われ、国家の信用を失いかねません」。見事に話をすり替えている。・・・・・・
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今日は半分書きました、明日続きを書きますが。近頃こんなに憤懣やるせないことはありません。日本人の人権意識と信用を失墜させたのは、朝日新聞の怪しげな記事を真に受けた、不勉強で、歴史的認識の恐ろしく劣った河野洋平そのものがこの事態を生んでいるのです。苦しんできたのは何も韓国だけではありません。
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大東亜戦争の意義さえ学ぼうとせず。日本自虐史観に凝り固まって、相手側からだけの見方しかしない、リベラル政治家とは、日本にとっては売国奴といわれても仕方がないでしょう。いや本当のことを言うとまだ生きているとは知りませんでした。産経新聞のインタビューなど絶対に断るのでしょう。しかも息子が親同様、厚顔無恥で、厚かましくテレビに出ているということは、テレビメディアも慰安婦問題の利権派といって間違いないでしょう。
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