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'12/11/14

浮函大型化で屋根設置 宮島




 広島県は、廿日市市宮島町の厳島港3号桟橋の改修を進めている。紅葉シーズンに向けて、老朽化した海面の浮桟橋「浮函(ふかん)」を新たに大型化して10月中旬に付け替えた。年度末までに新たな待合所や桟橋の屋根の設置を目指す。

 3号桟橋は、宮島桟橋ターミナルの東側に、県が1981年に整備。5基の浮函を連結する。完成から30年がたち、先端にある長さ30メートルの浮函2基が特に老朽化。このため県は10月18日までに、大型の観光船やチャーター船が安全に接岸できる、長さ約70メートルの浮函1基に交換した。

 桟橋前にはベンチを並べたテントがあるが、新たに木造平屋約23平方メートルの待合所を設ける。陸地から連絡橋を通り浮函の先端までの約170メートルに屋根を設置する。

 それぞれの事業費計約4億円を本年度予算に計上している。来年度以降、待合所からターミナルまでの屋根の設置も計画する。

 3号桟橋には現在、定期の4航路と、広島、呉市からの期間限定の2航路の船が発着する。2011年は延べ1万8434隻が利用した。

 県西部建設事務所廿日市支所は「利便性を高めて、観光客に快適に利用してほしい」としている。

【写真説明】新たに付け替えた厳島港3号桟橋の浮函(奥)




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