2012年11月04日

ストリートカフェ

/Alfieri Street Cafeにてカフェラテ/麺や田なべ@新宿一丁目にて濃厚鶏だし醤油らーめん/つけめん中華そば鈴蘭@新宿三丁目にてつけめん/

 以前から「カフェを出したいんです」と夢を語っていた彼女、まあ、頑張ればいつかはお店を持てるだろうから頑張れよ、と応援していました。
 そうは言ってもお店を出すなんて一体いつになるやらと思っていたら、「ストリートカフェ、プレオープンなしにいきなりのオープンです」とFacebookに書き込まれているじゃないですか。
 どんな魔法を使ったんだろうと、カフェやコーヒーについてはうるさい女房を引き連れて駆けつけました。
 車のトランクを改造したストリートカフェ、Alfieri Street Cafe(アルフィエリ ストリート カフェ)(ホームページ)、海の家や催し物会場の移動カフェとはレベルが違うぞ。

 雨の日や風の日はよく分からないけど、朝8時から夕方4時までずっとサガミパン工房ブンブン小田原店の駐車場で営業されているとのこと。
 このパン屋さんは地元では有名らしく(全く知りませんでした)、隣にはお菓子屋さんが明日にオープンするとのこと。
 買ったパンを持って帰るだけではなく、建物に併設されたテラスで食べられると言うことで、カフェを出すことになったらしい。
 今までは自販機の飲み物だけでしたが今日からは本格的なコーヒーが飲めます、ああ、小田原の人が羨ましい。

 メニューはアメリカーノ、カフェラテが300円、キャラメルラテ、カフェモカが350円、イタリアンソーダが300円、お子様向けのミルク、ココアが200円。
 コーヒー豆は彼女が特別に頼んでブレンドしてあり、温度が冷えると甘味がでます。
 今日はカフェラテをお願いしたら、こんな紙コップのラテでもラテアートをしてもらって、なんか嬉しい(って、誰でもラテアートしてくれます)。
 パンも美味しいじゃないですか、一つじゃなくて二つも食べてしまいました。

 いつから準備していたのかと聞くところによると、とんとん拍子に話しが進んで「じゃあ、明日から」となったらしい。
 ずっとここでやるのかと聞いたら、来年の春と夏には某美術館の敷地に出店することまで決まっているとのこと、凄い。
 これは応援せねば、毎週遊びに行きたいけど、それは中々難しそう。

 その後、ちょこっとだけ仕事、ちょこっとだけでも出勤しなければならないのは辛い。

 まだ8時前なので、新宿の未食店でも訪問しておこうかと。
 ネットで営業時間を確認すると9時までだったのでゆっくりとお店に向かいましたが、いつの間にか土日祝は8時までに営業時間が変わっていて、ギリギリセーフでした。

 夕やけの跡地に今年の5月にオープンした麺や田なべ@新宿一丁目、一斉にラーメン屋新店ハンター(?)達が訪問されていますが、その後、再訪された方は一人もいないみたい。
 店先の貼り紙を一通り見てから店内へ、以前の夕やけは奥の小上がりを使った半居酒屋でしたが、店主が変わっても店内の構成は同じカウンター8席に小上がり8席、アルコール類やつまみも揃っています。

 口頭でオーダーを告げて改めてメニューを見ると醤油ラーメン一本、つけ麺も醤油ダレのようです。
 和え麺なのか油そばなのか分からない「汁なし麺」が残暑見舞価格で販売されており、「来月も同価格で頑張ります」とずっと頑張っています。
 ラーメンの麺量は150gですが180gの中盛りまで同額、つけ麺は250g、300gが同額サービスとなっています。
 男性店主さんが調理と盛り付けを、女将さんが配膳をされていて、程なくして濃厚鶏だし醤油らーめん780円が運ばれてきました。

 化学調味料未使用と説明された鶏白湯スープは、手間暇掛けて煮出した魚介出汁を合わせてあり、とっても美味しいです。
 魚介出汁は煮干しメインで、煮干しは氷見煮干しとのこと、こんなに美味しいのにお客さんは私1人。
 中細麺は三河屋製麺、何種類かの麺を使い分けているみたいで、他のラーメンも味わってみたいですね。
 トッピングは大ぶりのチャーシュー、鶏つみれ、太メンマ、半身味玉に板海苔、薬味ネギ。

 どこで修行されたのか知らないのですがかなりの完成度のラーメン、ほぼ食べ終わった頃にニンニククラッシャーで生ニンニクを一つほどクラッシュして合わせてみました。
 これが、まあ、美味しいこと美味しいこと。
 ここまでネット情報が発達してしまった現代、新規開店時にそれなりのレベルに持っていかないと話題にも乗りません。
 この店のように3ヶ月、半年して味が練られてきて驚くほど美味しくなってくるスロースターターのお店はすっかり乗り遅れてしまいます。

 それでも実力があれば生き残るでしょうし、この店は生き残るでしょう。
 ご馳走様でした。

 続けて、西新宿七丁目に移転した○助の跡地にオープンしたつけめん中華そば鈴蘭@新宿三丁目
 春道の姉妹店とのことで、春道と言えば椿出身、椿と言えば濃厚豚骨魚介のつけ麺、いつものアレかなと想像しつつ店内へ。
 土日でも23時まで営業していると言うこともあって、常時数人のお客さんが店内にいます。

 メニューはつけめん、辛つけめん、海老つけめん、中華そば、濃厚味噌らーめん、味噌味は冬季限定で今夜は売り切れていました。
 麺量は全体的に多めでらーめんは並200g、大盛り300g、つけめんは並280g、大盛り420g、特盛り560円、大盛りは100円増し、特盛りは200円増しです。
 ハイチェアの13席カウンターも厨房も冷蔵庫も以前のままで、メニューコンプしてもなお通い詰めた○助に思いを馳せます。

 お待たせしましたとつけめん750円、おお、これはまたオーソドックスなもりそばじゃないですか。
 言われなければ春道の姉妹店とは気が付かないほどかけ離れた立ち位置のつけ汁、つまり濃厚豚骨魚介とは正反対、旨味、酸味、辛味のバランス重視のさっぱりスープ。
 これは美味しいですよ、春道の姉妹店じゃなくて椿のセカンドブランドじゃないでしょうか。
 カネジン食品の極太麺ではない太麺がさっぱりしたつけ汁なのにいい感じに絡みついて、美味しく食べられます。

 「つけ麺のつけ汁は濃厚豚骨魚介じゃなければ」と思っているお客さんには味が薄っぺらく感じるでしょうけど。
 トッピングは低温調理と思われる食べにくいほど大ぶりのチャーシューが麺皿に乗せられて、食べにくいけれどもつけ汁に浸して食べるとこれまた美味しい。
 つけ汁にはコリコリしたメンマ、刻みネギとなると、食べ終わってからのスープ割り。
 割りスープはステンレスの容器で温められていて、これまたすっきりした後味、ああ、美味しかった。
 ご馳走様でした。 
 ちなみに春道ライクと思われる濃厚つけ麺もありますが、濃厚なのを味わいたければ他にも競合店が多いですね。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/59862255
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック