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小麦の産地に製粉ミュージアム
11月12日 23時16分

小麦の産地に製粉ミュージアム
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小麦の生産が盛んな群馬県館林市で創業した大手食品会社が、小麦粉が出来る過程や製粉の歴史を学べる施設を市内にオープンさせました。

この「製粉ミュージアム」は、大手食品会社の日清製粉グループ本社が、創業の地の群馬県館林市に建設し、12日は、正田修名誉会長相談役や館林市の安樂岡一雄市長などがテープカットしてオープンを祝いました。
施設には、戦前から戦後にかけて工場で使われてきた、小麦を細かく砕く機械や粉をふるいにかける機械が、最新のものと並べて展示され、時代と共に発達した機械の歴史を知ることができます。
また、収穫された小麦から小麦粉が出来るまでの過程を、詳しく説明するコーナーもあり、子どもたちが興味深そうに見ていました。施設の敷地には、明治時代の事務所を改築した建物もあり、明治の創業まもない頃、会社が所有していた、最も古い製粉の機械のほか、当時の帳簿や看板も紹介されています。
家族で訪れた地元の小学2年生の女の子は、「画面を見ながら勉強できて楽しかったです。パンが小麦から出来るのを初めて知りました」と話していました。

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