若い頃のすっきりしたまぶたを取り戻したい、まぶたのしわやたるみを取り除きたい、埋没法では得られなかった完成度の高い二重まぶたを手に入れたいと思っている方にお勧めできる美容外科の手術です。
- 切開式二重まぶたとは
- 手術の概要
- 切開式二重まぶたの症例
- この手術の欠点と利点
- [コラム]傷跡をほとんど残さないための手術用顕微鏡
- 手術時間と術後経過
- アフターフォロー
- 埋没式二重まぶたの手術費用(価格)
- 詳細情報
- 切開式二重まぶたの他の症例
- 切開式二重まぶた手術の実際
- 切開式二重まぶた手術(上まぶたたるみ取り)の実際
二重まぶた切開法は、埋没法では得られなかった完成度の高い二重まぶたを形成します。また、皮膚を切開することにより、まぶたのしわやたるみ取りにも効果的です。
埋没法では満足しなかった方にお勧めです。あっさり系もくっきり系も思いのまま美しい二重まぶたを、自然に表現できます。また年齢と共にできてきた、上まぶたのたるみやしわも改善することができます。しわやたるみ取りもこの切開式二重まぶたと同時に手術をすることで、若い頃のすっきりしたまぶたを取り戻すことができるのです。
二重まぶた切開法・上眼瞼しわ、たるみ取りの手術は、予定とする二重の線に沿って切開を加え、瞼板(けんばん)前組織やまぶたの皮膚、時に眼窩内(がんかない)脂肪を適度に切除しながら、瞼板にまぶたの皮膚を癒着させそこに二重の線を構成する美容外科定番の手術です。加齢性のしわやたるみにも対応出来ます。
切開式二重まぶた症例1
切開式二重まぶたの欠点
切開式二重まぶたは、修正が困難な事が先ず挙げられます。デザインが落ち着いた頃にもう少し大きくする、という修正は可能ですが、小さくすることは、時間が経過した症例以外不可能になりますので、注意が必要になります。落ち着くまでやや時間がかかり、大きな二重まぶたな感じをしばらく我慢しなければなりません。
切開式二重まぶたの利点
切開式二重まぶたは、埋没式二重まぶたのように自然に取れてしまうことはありませんので、安心して永久の二重まぶたをお楽しみになれます。たるんでしまった瞼や、厚ぼったい瞼にも対応でき自然な感じが永続できます。眼瞼下垂(がんけんかすい)が存在する場合や、パッチリした感じを表現する場合には挙筋短縮法(きょきんたんしゅくほう)を同時に施術することによって対応が可能です。また、目頭切開(めがしらせっかい)(内眼角形成術)と組み合わせると、目を大きく変化させることができます。
切開式二重まぶたの手術はデザインの時間を含め、90分程度です。1週間で抜糸をします。術後2週間程で内出血の色やおおまかな腫れが引いてきます。しかし、とりあえず落ち着いたと感じられるには、1〜2ヶ月が必要です。目を閉じた時、切開の痕が赤黒く線状に認められる期間がありますが、これが完全に自然になるのに6ヶ月も要することがあります。
二重まぶた切開法の手術後暫く冷やしていただきます
術後1時間ほど冷やしながらお休みいただいた後、帰宅できます。
1日だけ、傷の上に小さなガーゼをあてテープで固定します。手術日は眼鏡または薄めのサングラスをご用意下さい。
手術翌日から、洗顔洗髪が可能です。洗顔後、1日数回、処方された、消毒液、点眼薬、眼軟膏で傷の処置をして下さい。
一応術後次の日に傷のチェックをいたします。その後、1週間で抜糸をします。
1〜2ヶ月後に状態観察、3ヶ月後にデザインチェックをいたします。やや大きめの腫れた感じの二重の状態が少々続きますが、あわてず、落ち着くのを待ちましょう。
お化粧は抜糸後すぐにおこなってもかまいません。コンタクトレンズの使用は抜糸後あたりから可能ですが、一度装着してみて問題がなければ続けてご使用ください。
〈術前〉
〈術後1ヵ月〉
術後1カ月では傷痕はまだ赤みが強い状態です。表情もまだ硬く不自然感が あります。
〈術後2ヵ月〉
術後3カ月もすると傷痕の赤みも薄くなって目立たなくなります。表情も自然になりますが、埋没の場合と異なりビビットな表現が可能です。
項目 | 金額 (消費税込み) |
二重まぶた切開法(両側) | 22万円 |
他院での切開法(修正) | 22万円 |
施術時間 | 90分程度 |
施術後の通院 | 翌日傷のチェック。1週間で抜糸。1〜2ヶ月後に状態観察、3ヶ月後にデザインチェック。 |
腫れについて | 術後2週間程で内出血の色やおおまかな腫れが引く。落ち着くまでは1〜2ヶ月。傷の赤みがとれるのに6ヶ月。 |
カウンセリング当日治療 | 基本的に不可。感染症の血液検査結果があれば可能 |
入院の必要性 | 不要 |
麻酔 | 局所麻酔 |