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【直筆ずらり】聖武天皇の書など展示

11/13 13:09

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聖武天皇をはじめ歴史に名を残す天皇直筆の書が、ずらりと並ぶ展覧会が京都国立博物館で開かれています。

東大寺を建立した聖武天皇直筆の書「雑集(ざっしゅう)」は天平3年、西暦731年に書かれたとされ、筆者のわかる我が国最古の書として正倉院に伝わります。全長21メートルの巻物につづられた丁寧な文字の勢いから、聖武天皇の人柄が偲ばれます。また、その子の孝謙天皇と続く淳仁天皇がサインをした書も展示されています。正倉院に収められていた薬を当時の国立病院「施薬院」に出してほしいという要望に、淳仁天皇は「宣(せん)」というサインをして許可しています。歴代天皇の書を集めた、「宸翰(しんかん)・天皇の書」展は、25日まで京都国立博物館で開かれています。

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