■住宅棟は西武建設JVが施工
西武HDによると、跡地には超高層のオフィス・ホテル棟と住宅棟の計2棟を建てる。オフィス・ホテル棟は鹿島JV、住宅棟は西武建設・大林組・前田建設工業JVがそれぞれ施工する。
総事業費は約980億円。2013年1月以降に着工して、2016年夏ごろの開業を目指す。
オフィス・ホテル棟は地下2階、地上36階建てで、高さは約180m。鉄骨造などの制振構造とする。1~4階は商業施設、5~28階は1フロア1000坪超で18mスパンのオフィス、30~36階はプリンスホテルが運営する約250室のホテルが入る。
住宅棟は地上24階建てで、高さは約90m。鉄筋コンクリート造の免震構造として、2~24階に約130戸の賃貸住宅が入る。
西武HDが「紀尾井町計画」と名付けた全体の敷地面積は約3万400m2(平方メートル)で、延べ面積は約22万7200m2。延べ面積の内訳は、オフィスが約11万m2、ホテルが約2万8700m2、住宅が約2万2700m2、商業施設が約1万800m2などとなっている。
設計と監理は、日建設計が担当している。空地の大部分を緑化するほか、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の最高グレートとなるSランクの取得を目指す。オフィスでは72時間稼働する非常用発電機を備えるほか、井戸水なども確保して防災機能を高める。
(日経アーキテクチュア 瀬川滋)
[ケンプラッツ 2012年11月9日掲載]
グランドプリンスホテル赤坂、西武ホールディングス、丹下健三、赤プリ、鹿島、解体工事、大成建設、熊谷組、西武建設、前田建設工業、日建設計、大林組
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