チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~

放射能に不安を抱くすべての人に、1日1個ずつセシウムを検査して公表してまいります。2012年9月11日より、ハイスペック・スペクトロメータ「鬼」を導入しました。原則として、定量下限を1ベクレル前後に設定し、「検出」か「不検出」かを公表いたします。


テーマ:

福島第一原発事故は、千葉県柏市や埼玉県

三郷市など、「東葛地区」と言われるエリアに、

「ホットスポット」と呼ばれる放射能汚染地帯を

作ってしまいました。


そして、このエリアでは、少し草むらを探せば、

いくつかの奇形植物を見つけることができます。


日本では、奇形植物の存在が都市伝説のように

語られており、ある人は虫のせいだと言いますし、

ある人は震災前から奇形植物はたくさんあったと

言いますが、放射能の影響かどうかはさておき、

このあたりを1日歩けば、さまざまな奇形植物に

出会えるのです。


このたび、『チダイズム』では、東葛地区を歩き、

さまざまな奇形植物の写真を撮っている方から、

掲載の許可をいただき、前代未聞の「奇形植物

大図鑑」を開催することにいたしました。


プラントハンターにとっては興味深い資料だと

思われますが、もし、皆さんが東葛地区を歩く

機会がありましたら、草むらに目を向けてみると、

珍しく貴重な奇形植物に出会えるでしょう。


それぞれの写真は、クリックすると拡大できます。

また、これらの奇形植物は、すべて震災の後に

見つけたものになります。もっと時間がたくさん

あったら、もっとたくさん見つけられるでしょう。

では、まいります。


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このように、先端が異常に大きくなってしまう

奇形植物は、たびたび見ることができます。


このような現象は、頻繁に起こるのでしょうか。

ちなみに、これらの奇形植物が、ほぼ同じ所で

見つかっているというのもポイントになります。

僕たちが気づかなかっただけで、これくらいの

頻度で奇形植物は、たくさんあるのでしょうか。


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奇形と言っても、「色が白い」みたいなことは

日常的に起こりそうかなと思いますが、これは

どうなっているんだろうというものもあります。


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通常のものと比べ、明らかに発達し過ぎ。

放射能を語る時に、たびたび噂されるような

「巨大化」に近い現象と言えるかもしれません。


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この写真だけでは、「たまに、こういうヤツが

あるだろう」と言われるかもしれませんので、

別の写真もあります。


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こんな茎を見たことがあるでしょうか。

放射能が直接的に影響しているのかどうかは

不明ですが、このあたりが「ホットスポット」

呼ばれているエリアであることは確かです。


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このように、途中から二股になっているものも

見つけることができました。世界には頭が2つ

あるヘビなどが、たびたびニュースになります。

これも、そんな感じなのでしょうか。


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わけわからない形になってしまうものも

見つけました。繰り返しますが、これらは

すべて東葛エリアを歩いて見つけたものです。

しかも、調査隊を組んだのではなく、一個人が

フラッと歩いて見つけたレベルの話です。


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同じことが人間に起こるとは言いませんが、

この中の一つでも、放射能の影響で奇形に

なっているものがあるとすれば、我々人間が

絶対に影響を受けないとは言い切れません。


ご覧いただいたように、放射能汚染の深刻な

「東葛地区」には、たくさんの奇形植物があり、

プラントハンターにとって、とても興味深いと

思われるサンプルがたくさん存在します。


なぜ、このような奇形が生まれたのか?

世界の専門家たちが、東葛地区の植物を

見ていただき、検証いただくことを望みます。


おそらく、東葛地区より放射能汚染が深刻な

福島周辺は、さらに多くの奇形植物が存在する

可能性がありますが、日本では、福島の話は

タブーであり、伝えることができないのです。


日本では、100ミリシーベルトの放射線を

浴びて、がんになる確率が、わずか0.5%

上昇するだけだと言い、「放射能に注意して

生活するのは風評被害で、悪い人だ!」

批判をされます。


もはや、日本の専門家に助言を求めることに

意味はありません。中立の立場にある外国の

専門家に、この状況を判断していただきたい。

情けないですが、これが今の日本の状況です。



【追記】


すべての写真の引用・転載を禁止します。

リンクはフリーです。写真の使用を求める際は

必ず『チダイズム』、もしくは、むぎ君の許諾を

得ていただきますよう、お願いいたします。