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劇団四季「キャッツ」 来年4月から仙台長期公演
 | 来年4月からの「キャッツ」仙台公演を発表する主催者や出演者たち |
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劇団四季は13日、仙台市青葉区のホテルで記者会見し、同区の東京エレクトロンホール宮城で来年4月から、ミュージカル「キャッツ」を長期公演すると発表した。四季が1983年から公演を続ける人気作品。仙台では2003年以来2度目の長期公演になる。 英国の詩人T・S・エリオットの詩集が原作。都会のごみ捨て場で開かれる、年に1度の舞踏会に集まった24匹の個性的な猫たちを描く。 1981年にロンドンで初演。四季はこれまでに8000回以上公演し、833万人を動員した。2003年12月〜04年5月に計146回行われた前回の仙台公演には、約14万4000人が集まった。今回も、100回以上続く大規模公演を目指すという。 劇団四季の佐々木典夫会長は「日本は未曽有の災害に直面した。逆境に負けず、気高く生きる猫たちの姿が明日への希望につながると確信している」とあいさつ。主催団体の一つ、仙台市の奥山恵美子市長は「つらい思いをした東北全体を癒やすことのできる希望の光になるよう、準備を進めたい」と話した。 主催は四季と仙台市のほか、宮城県、仙台商工会議所、河北新報社。仙台での四季の長期公演は、10年の「マンマ・ミーア!」以来になる。
2012年11月14日水曜日
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