前回の記事「元気そうに見えるけど“実は病んでいる男性”の特徴5つ」では、見た目で分かる、メンタルがボロボロになっている男性の特徴をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
今回はそんな心が病んでいる状態の男性が、これ以上メンタルをボロボロにしたくないために防御反応のごとく夢中にやってしまう趣味のあれこれについて、引き続き、うつ病患者のカウンセリングを行っている心理カウンセラーの大木美佐さんにお話を伺いました。
■1:一人旅
「“自分を見つめ直したい”“別な自分になりたい”“自分は、ホントはそんな人間じゃないんだ”という思いを胸にふと旅に出てみたりしています。そこで感動を覚え、一時的にでも立ち直る人は割と多いです」
いつもと違う環境に身をおくというのは、とても効果があるようですね。その効果をどれだけ持続させるかが、心の病みを進行させないポイントなのでしょうね。
■2:ブログ
「人間は、いい時はもちろん人に言いたくなるけど、悪い、つまりは落ち込んでる自分も誰かに理解して貰いたいので、不特定多数につぶやけるブログを利用して思いを吐きます。そしてそこから見ず知らずの人に励まされたりすると、気分が上がり一時的にでもメンタルにいい影響を与えるようです」
ブログだけでなく、今の時代ツイッターにフェイスブックなどさまざまなSNSを利用して他人と関わることが、メンタルをよい状態に保つ一つの手段のようですね。
■3:筋トレ
「ランニング、水泳、要は種目は何でもいいのですが、身体を鍛える筋トレは繰り返していく内に、心も体も丈夫になり頭の中もスッキリ。見た目もスリムになるので、別な自分になりたい、身体を動かすことが好きな人にはよい効果を生むようです」
運動すると確かに心身ともに健康になった気持ちになりますものね。見た目にも効果が少しでも表れて成果となることが、心を元気にする方法の一つなのかもしれませんね。
■4:成功本・座禅
「成功者やお寺に駆け込み、誰かに叱咤激励して貰って自分を奮いたたせ、浄化を図ろうとする行動が、最近ブームの成功本を読み漁ったり、座禅体験に遠くまで足を運んだりする男性に多く見られますね」
頭にいいイメージをもつと、確かに心から前向きになれますものね。そういった意味でポジティブなことが書いてある成功本や自分に喝を入れてくれる座禅は、ネガティブな気持ちを一掃してくれるのでしょうね。
■5:アイドルの追っかけ
「自分が応援してあげなくてはと、本当に会いに行ってしまうようです。キャバクラや風俗も、自分が貢献してあげなきゃと、自分の必要性を感じられる分どんどんハマってしまうようですね」
誰かに必要とされる、誰かのためになれるということが生きる原動力になりますものね。でもさすがにキャバクラ、風俗はいいカモになってしまう恐れがありますから気をつけたほうがいいかもしれませんね。
いかがでしたか? メンタルがやられたままでいたくない、だからこそなんとか打破したい、だからこのように何かに夢中になることで、メンタルを強くし、あるいは平常に戻したいのかもしれません。
あなたの彼は大丈夫ですか?
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【参考】
※ 大木美佐・・・心理カウンセラー。アロマを使用したカウンセリングに定評がある。
(著:高田空人衣)