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小塚、2位でファイナル決めた!信成は5位…フィギュア

スポーツ報知 11月11日(日)8時3分配信

 ◆フィギュアスケート GPシリーズ第4戦ロシア杯最終日(10日・モスクワ) 男女フリーが行われ、男子でショートプログラム(SP)3位の小塚崇彦(23)=トヨタ自動車=は合計229・99点で2位に入り、12月のGPファイナル(ソチ)出場を決めた。SP8位の織田信成(25)=関大大学院=は217・92点で5位。世界選手権2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が優勝。女子はSP6位の村上佳菜子(18)=中京大中京高=が合計166・34点の4位でファイナルが厳しくなった。

 GP2連勝は逃したが、ソチへの切符を射止めた。冒頭で立て続けに跳んだ4回転は1回目が回転不足で着氷も乱れ、2回目が転倒。それでも動揺せず、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)など残りのジャンプを確実に決めた。小塚は「得点が伸びない。ちょっと残念」と話したが、2季ぶりのファイナルに表情が緩んだ。

 フリーの点数は織田に次ぐ3位だったが、滑らかなスケーティングやステップ、スピンの美しさでロシアの観衆の拍手を誘った。優勝した第1戦のスケートアメリカで「(審判員が)安心して見られる演技が高得点につながる」と再認識し、細部まで意識して滑り込んだ成果を発揮した。

 急成長した町田樹が一番乗りでファイナルを決めるなど、日本男子はかつてない戦国時代に突入。「ワクワクするような争いで、みんなレベルアップするのはいいこと」と刺激を受けている。優勝のチャンに32・36点の大差をつけられたが「今回の反省を生かしてトライする機会を与えてもらった」と意欲。ソチ五輪会場で行われるファイナルで雪辱を期す。

 ◆GPファイナルへの道 女子はコルピの出場が決定し、残り5枠を争う。中国杯優勝の浅田真央は23日開幕のNHK杯(宮城)で表彰台に上がれば決定。スケートカナダ2位の鈴木明子もNHK杯で2位以上なら確定する。村上は自力出場が消滅し、上位選手の成績次第で出場の可能性が出てくる。男子は町田、チャン、小塚が出場を決め、高橋大輔、羽生結弦がNHK杯でファイナル切符を争う。

最終更新:11月11日(日)11時31分

スポーツ報知

 

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