11/12 18:45 更新
沖縄だけでなく九州など本土でも、低空飛行訓練が予定されている「オスプレイ」。九州・沖縄の市民グループなどが12日、九州防衛局に抗議の申し入れを行いました。福岡市の九州防衛局の前では、12日朝から九州・沖縄8県の労働組合や市民団体で作るグループおよそ60人が座り込みを行いました。そして、九州防衛局に「『オスプレイ』の配備撤回と日本国内での飛行禁止」や、アメリカ兵による暴行事件などを受け、「日米地位協定の抜本的改定」など4項目の要請を申し入れました。九州防衛局の野中泰彦基地対策室長は「申し入れの内容については、本省等にその内容等を伝えると、こう回答させていただきました」と話していました。平和人権環境福岡県フォーラムの梶原正実代表は「誠意を尽くしてここまではやれます、ここまではやりたいと思いますという話はない。くやしいです」と話していました。抗議行動を行った市民団体は「声をあげてもなかなか届かないもどかしさはあるが、訴え続けていくしかない」と話していました。