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<高アルカリ水排出>「検査せず」大同特殊鋼が放出認める

毎日新聞 11月13日(火)2時8分配信

 大同特殊鋼知多工場(愛知県東海市)が基準値を超す高アルカリ水を名古屋港に排出した問題で同社は12日、昨年1月以降の大雨時に高濃度アルカリ水を検査せずに流したことがあったと発表した。同社は水質汚濁防止法違反容疑で8月に名古屋海上保安部の家宅捜索を受けた翌日の記者会見で「施設に問題はなく、アルカリ水が地中の配管の隙間(すきま)から染み込んだ」と説明。だが同保安部の指摘で社内調査したところ、放流が判明した。同社は「管理に問題があり反省している」と話した。

 同社によると、昨年1月から、雨水用ピットの高濃度アルカリ水を汚水用の処理系統に送るように変更したが、大雨時にあふれたアルカリ水が排出口から流された。本来は排出前に水質を検査し、基準に合えば流す手順だったが、担当者は雨水で薄まると考え、アルカリ水と認識しながら検査せずにゲートを開けていた。【新井敦】

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最終更新:11月13日(火)2時8分

毎日新聞

 

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