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千葉の公園に有毒食物 注意呼びかけ
11月12日 16時12分

千葉の公園に有毒食物 注意呼びかけ
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千葉県栄町の児童公園で、先月、落ちていたソーセージを食べたとみられる犬が立てなくなって動物病院に運ばれ、周辺で猫も相次いで死んでいることが分かりました。
町は有毒な食べ物が公園に置かれた可能性があるとみて、子どもが拾わないよう注意を呼びかけています。

千葉県栄町安食台にある十王児童公園では、先月15日、近所の男性が飼っていた犬を散歩させていたところ、犬が落ちていたものを食べて立てなくなり、近くの動物病院に運ばれました。
栄町によりますと、飼い主の男性は公園内で青い液体がついたソーセージを見つけ、獣医師に届けたということです。
犬は数日入院したあと回復したということで、獣医師によりますと、神経が侵される影響が出ているほか、血中のカルシウム濃度が低下している症状などから、車のエンジンの不凍液などに使われる有毒なエチレングリコールなどがソーセージに付いていた可能性があるとしています。
この児童公園は住宅街の一角にあり、公園や周辺では、ことし9月から先月にかけて合わせて5匹の猫の死体が見つかっているということで、町は有毒な食べ物が公園に置かれた可能性があるとみて、子どもが落ちている食べ物を拾わないよう注意を呼びかけています。

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