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ヘルス・ライフ
芸能界の内実など、現実社会のリアルな描写も話題に

主人公は右翼の女子高生、著者は経営者…異色の小説がブーム!?

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2012.11.09

●作中で登場するサイトを現実でもつくっちゃう

ーー『大日本〜』は、販売プロモーションの面でも、意欲的な取り組みを行っていますね。

星海社担当編集者(以下、星海社) 日毬が作中で開設するブログを実際につくったり、同様に作中の日毬の街頭演説を再現し、インターネット動画共有サイトで公開したりと、日毬の政治活動・タレント活動が特設サイトにて再現・公開されています。

 至道さんの原稿を読ませていただいた時に、本を出版するだけではなく、「小説の内容を、リアルの世界で具現化してみたら面白いのでは」という構想が頭に浮かびました。当社はデジタル(ウェブ)、ペーパー(出版)、イベントの3つを軸に活動しており、ウェブでは『最前線』というコンテンツサイトを運営しています。『最前線』でなら作中で登場する日毬のブログや音声ダウンロードも再現できると思いました。至道さんに相談したら、OKですよと快諾していただきましたし、社内でも「面白いからやれ」ということでしたので、いろいろと企画しています。

ーーほかには、例えばどのような取り組みをなさっているのですか?

星海社 ウェブ上で、「1巻目は、まるまる無料で読めます」というのをやらせてもらっています。仮にちょっと本を読んだけれども、買うかどうか迷っている人とか、どういう話か知りたい人は、まずウェブで読むことができます。編集側としては、至道さんの作風がこういう感じというのを知ってもらえれば、新しい読者さんも増えるのではと思っていますので、この記事を読んでくれた人は、騙されたと思ってウェブ上で読んでもらえると嬉しいです。おもしろいですよ(笑)。
(構成=丸山隆平/ライター)

『大日本サムライガール 3』


20〜30代を中心に大きな反響を呼び起こしている


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