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プリン4千個〝誤発注〟も ツイッター効果で完売 京都教育大生協
京都教育大(京都市伏見区)の生協が、パソコンの入力ミスで通常の200倍にあたる4千個のプリンを誤発注してしまったものの、事態を知った学生らによる短文投稿サイト「ツイッター」での購入呼びかけや、他大学の生協の協力で無事完売するという“騒動”があった。販売に協力した京都大の一部の生協では一日に約700個が売れたといい、担当者は「こんなにプリンが売れたのは初めて」と驚いている。
関係者によると、誤発注により、大量のプリンが京都教育大の生協店頭に並んだのは今月2日。同生協では通常3~4日ごとに、20個のプリンを発注しているが、200倍の4千個のプリンが届いた。
1個105円の商品を70円に値引きして販売を始めたものの、京都教育大の学生数は約1700人。1人2個購入しても約600個以上が残る計算となり、15日間の賞味期限内に売り切るのは難しいと判断。3800個の販売を、京都大、同志社大、和歌山大など5大学の生協に依頼した。
一方、事情を知った京都教育大の学生が、ツイッターで誤発注について紹介するとともに、プリンの購入を呼びかけたところ、この情報が一気に広がって続々と購入する学生が現れた。
また、他大学の生協でも販売を始めたことが紹介されると、これらの大学の学生も巻き込んだ“騒動”に。
京都大(京都市左京区)の生協では1500個を販売したが、半数の750個を入荷した時計台生協ショップでは一日で約700個が売れ、担当者が「こんなにプリンが売れたのは初めて」と驚くほど。他の大学などでも順調に売れ、4千個のプリンは、その日のうちにほぼ売り切れた。
京都教育大の生協は「ツイッターは学生が自主的にやってくれたことだが、本当に感謝している」とコメント。京都教育大生協でのプリンの取り扱い数は、現在は通常のペースに戻っている。
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