りんごレシピコンテスト
「1日1個のりんごで医者いらず」とは、古くからの西洋のことわざ。ビタミンCやミネラル、食物繊維など、栄養価が高くて、日本でも明治時代初期頃から食べられているという、馴染みのあるフルーツのひとつ。
■りんごの皮について
皮のツヤやベタつきは、りんご特有の防衛本能によるもので農薬ではありません。旬のりんごは、水できれいに洗って皮ごと食べるか、硬いなど、食感が気になる方は、皮や皮の内側にもポリフェノールが含まれているので、なるべく薄くむいて食べましょう。■褐変を防ぐには…
むいておいたら茶色く変色したことありませんか?りんごの実は、空気にふれると褐変するので、お弁当に入れるなど、すぐ食べない時は、1%弱の塩水につけるか、レモン汁をかけておくと良いでしょう。レモンのビタミンCが褐変を防いでくれます。すぐに食べる時は、そのままでも大丈夫。
- 生では、そのままデザートとして食べられるほか、サラダやジュースに。すりおろして、はちみつ、ビネガー、塩、こしょうなどを加えてドレッシングにするのもおすすめです。コンポートやジャムなど、砂糖で煮るメニューも定番で、アップルパイやパンなどのフィリングにもよく合います。豚肉などのお肉との相性も良いので、ソースや付け合せ、カレーなどの隠し味など、お菓子以外に、料理にも一役買います。
- ハリとツヤがあり、皮が少しべたついているものの方が熟している証拠。ずっしりと重みがあり、皮全体の色味が均一に回っているもの。軸は、太くてしなびていないものを選びましょう。日の当たらない冷暗所か、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。冷して食べると美味しくなります。
りんごのポークジンジャーソテー
材料(4人分)
豚ロース肉(厚切り)4枚(約600g)、レモン汁大さじ3、塩・こしょう各少量、小麦粉適量、りんご1個(約280g)、レモン汁大さじ1、しょうが40g、しょう油大さじ3、白ワイン大さじ3、はちみつ大さじ1・1/2、オリーブ油少量、リーフレタス適宜
ル・コルドンブルーに通いフランス菓子を学びながら、同時期に都内のパン教室でパン作りも学ぶ。その後、料理研究家のアシスタントなどを経て独立し、現在は「Witch's Kitchen」を主宰。誰にでも簡単に出来るアレンジ家庭料理を自宅で教えている他、インターネットの店舗へのオリジナル菓子の提供や、カタログや広告媒体の料理製作、スタイリングなどにも携わっている。
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