【ニュージーランド・ダニーデン】
ダニーデンの地方裁判所は先月、父娘でありながら性的関係を続け子供までもうけたカップルに関係を解消するよう命じた。
近親相姦の容疑で起訴されていたのは32歳の父親と18歳の娘。二人は容疑を認めていた。
検察官によると、父親が娘と性的関係を持ち始めたのは娘が16歳のときであった。以来、二人は夫婦同然の暮らしを2年間続け、娘は父親との間にできた子供（1歳）も出産している。
裁判ではまた、父親が13歳のときに養母（当時30歳）と近親相姦の関係にあったことも明かされた。関係が始まってから1年後に養母は彼の子供を妊娠し出産。このときに産まれたのが、今回ともに起訴された娘であった。
父親と娘は2010年に再会するまでは疎遠であったというが、再会後何度か会ううちに性的な関係に陥ったという。
裁判官は父親に対し、300時間の社会奉仕活動および1年間の執行猶予を言い渡した。また今後、監督者の同席なしで娘と会うことも禁じている。
一方、法廷で父親を「夫として愛している」と語った娘にも、1年間の執行猶予を言い渡したほか性的虐待被害者のための治療施設でカウンセリングを受けることも命じた。
最後に裁判官は二人に対し、再度同様の罪で起訴された場合、実刑を受ける可能性が高いことを警告している。
tvnz
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