できごと【衝撃事件の核心】狙われた小・中・高校女子 新手「トイレ貸して」レイプに見る性犯罪者の“合理性”+(4/5ページ)(2012.3.3 07:00

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できごと

【衝撃事件の核心】
狙われた小・中・高校女子 新手「トイレ貸して」レイプに見る性犯罪者の“合理性”

2012.3.3 07:00 (4/5ページ)性の悩み

 桐生教授によると、強姦の発生場所は、屋外よりも住宅内が多いという。さらに、年少者を狙った性犯罪の時間帯については、平日の午後2~4時台に集中する傾向があり、学校が終わって帰宅するまでの時間帯が最も狙われやすいとされている。

 通学路で物色し、監視者が少なくなる自宅まで追尾し、少女だけしかいない場所で犯行に至る-。盲点のように思われがちな時間帯と場所こそが、実は最も危険なのだ。

 桐生教授はいう。

 「犯罪者にとって、どの時間帯にどこで実行すればリスクが少ないか。女の子をもつ父親は一度、犯人の視点で考えてほしい。女の子が1人で家にいるときはドアのチェーンロックを徹底するとともに、玄関先に防犯ブザーを設置するなどの対策が必要です」と強調する。

 

高い再犯率

 性犯罪は再犯率の高さが問題化している。性犯罪対策が充実している海外では、自らの性的欲求を制御できない人に対して薬物療法が行われている国も多いが、日本では認可されていない。

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