【靖国は今】中国敵視、差別的記述も 沖縄基地問題で反対している人“よそ者” 靖国神社崇敬奉賛会の会報/関係者にも懸念
靖国神社崇敬奉賛会青年部の会報「あさなぎ」。若者向けに漫画のページもある |
会報に講演録として発言を掲載された識者の中には「私の発言と違う」と明言している人もおり、崇敬奉賛会は「部員の個人的見解があたかも外部有識者の見解であるかのような誤解・印象」を与えた点については一部識者に謝罪した。今後、会報編集のあり方を見直すことも明らかにした。
年4回発行の「あさなぎ」は中国を一貫して「シナ」と表記、2010年冬号では中西輝政・京都大名誉教授の講演内容として「日本人の国内での生活や教育の自由が、在日シナ人に脅かされています」、大阪市内で中国人が「路上で豚を屠殺(とさつ)し、車道を大量の血で染める」「(中国人)留学生は教授の授業内容を最前列に座り“監視”する。少しでもシナを批判する発言があれば、文部科学省に執拗(しつよう)に抗議」するなどと書いている。
崇敬奉賛会青年部顧問でもある中西氏は「排外主義的な内容で、私の言葉ではありえない」と発言内容を否定している。
10年秋号では「このままでは皆さんのお子さんやお孫さんはシナの独裁者の奴隷になりますよ」とのコラムニスト勝谷誠彦氏の言葉を紹介。今年夏号でも「日本の総理大臣が靖国神社に参拝するのにシナの許可をもらうようになった」との元特攻隊員の言葉を紹介している。
沖縄関連では「(普天間飛行場の)辺野古沖移設に反対している人は“よそ者”ばかり」(10年春)という記述や、沖縄への戦跡ツアーに同行した陸上自衛隊の戦史教官(当時)の言葉を受け、沖縄戦史は「だれかの都合のよいように書き換えられたのかもしれない」(09年夏)などの記述がある。
◎靖国関係者にもあった懸念 若い支援者の中に排外主義
【解説】靖国神社はこれまでも、併設する「遊就館」の展示などを通じ、「大東亜戦争」はアジア解放のための戦争であり、戦争犯罪人とされた人々は戦勝国による一方的な裁判で有罪とされたなどとし、A級戦犯合祀(ごうし)を正当化してきた。
靖国神社崇敬奉賛会青年部発行の会報「あさなぎ」の近年の内容は、この「靖国史観」とも呼ばれる歴史認識にとどまらず、現在の政治、外交問題にも政治的見解や論評を発信し始めたことがうかがえる。崇敬奉賛会は「靖国神社とは別組織」としているが、神社の社務所内に事務局を置き、神社の事業を一体となって支えてきた会員7万人の組織で、会報の内容は靖国神社の見解を反映していると受け止められるのは避け難い。
そもそも「あさなぎ」の排外主義的な記述は、ほとんどが事実に基づいていない。たとえば、大阪で在日中国人が路上で豚を殺すという記述について大阪市市民局は「各区にも確かめたが、そのような話は聞いておらず、市民からの苦情も一切届いていない」と明言している。
「あさなぎ」が排外主義的な論調を先鋭化させていったのは、中国漁船衝突事件などで尖閣諸島をめぐる日中間の対立が顕在化し始めた2年ほど前からだ。在日アジア人を攻撃する「在日特権を許さない市民の会」などの排外主義グループの活動が目立ってきた時期とも重なる。
崇敬奉賛会が青年部を発足させたのは、戦没者遺族らが高齢化していく中で「若い世代の靖国支援者」を獲得することが狙いだった。だが「年配の会員の中には、青年部内に排外主義的な活動を目的とし、見識も未熟な者がいることを懸念する声があった」と同会関係者も指摘している。
◎私の発言でなく内容も問題 中西輝政・京都大名誉教授
中西輝政・京都大名誉教授(靖国神社崇敬奉賛会青年部顧問)の話 この「あさなぎ」の記述は、ほとんどが私の発言ではないし、全体的に発言の趣旨をまったく反映していない。そもそも講演は、靖国神社とは関係ない場で行った。他の人の発言と混同しているか、編集者側の見解としか思えない。私は戦争で親族を南方で亡くしており、顧問を引き受けてきたが、記述内容は排外主義的で問題だ。監督不行き届きを認めざるを得ない。靖国神社がA級戦犯を合祀(ごうし)していることについては正しいと思っているが、靖国は英霊顕彰の場であり、歴史問題は別として、現在の政治的問題への見解表明は控えるべきだと考えている。
◎ 無断掲載はルール違反
コラムニスト・勝谷誠彦氏
コラムニスト・勝谷誠彦氏の話 (引用されている発言については)言ったように思うが、私は講演内容を活字にして公表することはすべて断っており、(無断掲載は)ルール違反だ。
◎ 危うい攻撃性
高橋哲哉・東京大大学院教授
「靖国問題」などの著書がある高橋哲哉・東京大大学院教授の話 靖国神社は従来、「英霊の顕彰」に加えて、展示施設・遊就館で「近代史の真実を明らかにする」ことを掲げてきた。靖国神社のホームページでも公開している会報「あさなぎ」に、このような政治的かつ排外主義的な主張が公然と掲載されているのは、「靖国史観」が過去の日本の戦争を正当化することから、さらに一歩踏み出した印象を与える。近年の「行動する右翼」と同じで、外国人をあからさまに蔑視するような攻撃性が見られ、領土問題で近隣諸国との対立が激化する現在、とても危うい傾向だと思う。靖国神社本体がこうした主張を是とするのかどうか、明らかにすべきだ。
(共同通信編集委員 石山永一郎)
記事は深く読んでないけど、シナ=差別語という感覚はやめて欲しい。言葉狩りではないのか?
当の中国人はシナウェイボーだとかシノペックだとか普通に使ってて、もはや差別語ではないと思う。
投稿者 匿名 : 2012年10月28日 07:51
自分の国を守る為に戦死した人々を弔う気持ちは尊いとは思う。が、しかし戦争を指導した人間を英霊とかもちあげ、特別に靖国神社なる所で特別にやるから問題だと思う。靖国のA級戦犯と言われる者達を弔いたいのであれば、有志で別の場所でやればいいのではないか。有志がやることだから一般人には全く関係内ない。好きな人々で弔えばいいことだろう。国、税金が注ぎ込まれ、挙句の果てに国の代表である国会議員が行くから問題があることは昔から論じられている。個人でやるには勝手にどうぞではないか。こんなくだらない事で、中国、韓国に漬け込まれているのが現状だろう。我々一般人には、A級戦犯と呼ばれている者達のおかげで、中国、韓国の不埒な国家に付け込まれていると種をまいてくれたという事を考えるべきだ。戦争と言うのは世界をみて見ると、その後何十年と国民が悲惨な生活を強いられているのが世界の現状だろう。決して美化されるもんじゃない。元東京石原知事が尖閣問題で中国追っ払ってしまえと言ったが、こいつバカかと言いたい。ゾンビの安倍もそうではないか。戦争って簡単に言うが悲惨な目にあうのは国民だぞ。私たちはA級戦犯みたいな事を扇動する事はゆるさないぞと言いたい。新聞、マスコミ、テレビにほいほい乗せられ戦火にまき込まれないようにそう言う国会議員、総理大臣を選択していかなくてはいけないのではないのかな。
投稿者 匿名 : 2012年10月25日 23:18
@きけんさん
沖縄県知事が日本に不利益な行動をとり続けているのは同感です。
しかし、知事は中山氏ではなく仲井真氏であり、ウィキペディアにあるのが本当なら日本に帰化したのも14世紀。室町時代初期まで先祖を遡れる人がどれだけいるでしょうか。
ただ煽るだけのコメントは、この偏向記事にさえ信憑性を与えかねませんよ。
@通りすがりさん
AだのBだのCだのは、ランク付けではなく分類のようです。
@ゆーさんさん
支那という言葉自体は、私も単なる言いがかりか無知によるものだと思います。
ただし嫌がらせになると知って急にシナと言い出した人間もいるようで、それに関しては名無しさん22:26の仰るとおり。
乱暴な言葉は威勢よく響くだけで何の利益ももたらしません。
それどころかお手軽な愛国熱に浮かされたごく少数(の興奮し易い人々)は、日本を陥れたい勢力にとっては有りがたい存在と映るでしょう。
なにしろ日の丸や君が代に自然な愛着を抱くごく一般的な日本人を、まるで極右であるかのように叩く口実を提供してくれるのですからね。
JCJのような反日極左的団体とも親交があり、メア氏を辞任にまで追い込んだ、この石山永一郎記者のような人間のカモネギになってしまってはなりません。
その点でこの『あさなぎ』という会報にも油断があったのではないでしょうか。
投稿者 do : 2012年10月23日 14:08
先代に続いて 中山沖縄県知事も シナ中国の帰化人で完全な左寄り行政を行っています そればかりか
反日組織と親密な関係を持ち 着実に沖縄行政のなかに反日組織を
作っています。
沖縄を中国化する為 アメリカ軍にいてほしくないのです
アメリカ軍が撤退すれば 今まで沖縄の経済を支えてきた年間2000億とも3000億とも言われるお金が入りませんし
いまアメリカ軍が撤退すれば沖縄は中国に乗っ取られる危険性があるのは誰が考えても分かることなのに
中山沖縄県知事は 中国からそのお金を援助してもらうつもりなのでしょうか
確かにアメリカ軍基地については 問題もありますが
それは日本政府がしっかりと対応すれば済む問題であり
むしろ問題をこじらせているのは 中山県知事ではありませんか
今 沖縄は、中国の思惑どうりなりつつありますし
日本とアメリカの仲を、反日メディアが引き裂こうと躍起になっています。
日本国民はこの非常に危険な状態を知るべきなのです
投稿者 きけん : 2012年10月23日 01:14
A級戦犯を合祀するという表現はもうやめてほしい。
機関紙の内容に若干の間違いがあったにせよ、このように大々的かつ全面的な批判の記事にするのは非常におかしいと思う。
A級戦犯という呼称は戦勝国の呼び名であって、われわれ日本人が国の大恩人であった英霊をそのように呼ぶのはものすごく抵抗を感じる。AだのBだの国のために命を投げ出した英霊にランクを付けるなど笑止である。
この記事がどういう趣旨でインターネット上に発表されているのかを考えると、外国人が日本人を貶めるために書いているのだろうとしか思えません。
まさか日本人ならばこのような書き方をするはずがないと思います。
投稿者 通りすがり : 2012年10月22日 22:57
>中国をchina:シナと呼ぶのはいけない事なのですか?
何も問題はないですよ。支那呼ばわりしている人の言説が、明らかに蔑称の意を込めて使っているのでなければ。
でもシナ呼ばわりする人のほとんどは悪意を込めた蔑称として使っていませんか?
「バカ」「アホゥ」も、文脈によっては嘲笑にも親密さを表す言葉にもなるように、全ては「支那」と言う言葉を使う人の意図次第です。
投稿者 名無しさん : 2012年10月22日 22:26
正論だから気にすることは無い。はたしてそうだろうか。
これから興味を持つ人々に対し、逆に敬遠される要因にならないかと危惧している。
靖国神社の品格にケチがつくようなことは勘弁いただきたい。
投稿者 匿名 : 2012年10月22日 03:14
今日、靖国神社に参拝してきた。
発言内容が間違って編集されていたのなら問題だが、思うところたぶん、大同小異だろう。
私に言わせれば、何もこの程度のことでガタガタ騒ぐことはないと思う。
靖国神社は、一神社であると同時に、国のために命を落とした人々の零を合祀しているという点で、各県の護国神社と同様、英霊顕彰と慰霊の意味をもつ神社だ。
英霊らがそう信じていたのだから、あとに生きる我々は、その遺志を継いでいるのだ。
その英霊らに感謝と哀悼の意を表することの延長に、否が応でも、昨今の中国・韓国の粗暴な言動に対する批判が連なるのは当然だと思う。
批判の先に、暴力でシナ人を撲滅せよ、などど書いたら問題かもしれないが、そうではない。『あさなぎ』は、団塊の世代やその子、つまり、ここにいう青少年世代の親たちによる自虐史観を脱する機会を与えてもいる。
誠実な子供らが、学校で教わらない歴史を学ぶ機会でもあり、また、年間、折にふれ、靖国の行事に参加して手伝いをしたり、落ち葉を掃除したりして、修行に近いはたらきもしている。
新春に境内で甘酒をふるまっているのも彼らだし、みたままつりで麦茶をふるまい、その後片付けをするのも彼女らである。
排外主義はけしからん、と、一概に言えるだろうか。外国に対する攻撃性などと書いてあるが、韓国人と中国人とはっきり書いたらいい。『あさなぎ』にも外国人と書いてあるが、むしろこちらのほうは気を遣ってそう表記しているだけだ。
最近では、靖国神社の神門に火をつけた韓国人や、桜の木にくくられた札を叩き落とし踏みつけて割ったシナ人の例もある。捕まると屁理屈をごねる連中だ。
竹島や尖閣の騒動が、どうして靖国神社と無縁と言えるのか。
靖国神社奉賛会は、もちろん靖国神社と一心同体である。英霊にこたえる会も、東京本部は靖国神社遊就館気付である。
いままで靖国神社じたいが、少しおとなしすぎるのではないかと懸念していた。
神社であるからには、静謐を保つのは基本姿勢であるにしても、例えば、上のような事件があったときには、抗議声明くらい出してもよいと思っている。
2009年に高金素梅が朝っぱらから集団で、拝殿前で暴力沙汰を起こした時も同様で、神職にけが人まで出したのだから、神社として声明を出すくらいのことはしてよいと思う。
安倍総裁が誕生したとき、これを右傾化と呼んだ外国マスメディアがあった。これこと単なる表現で、ご本人はもちろん、支持者は何とも思っていないだろう。
むしろ、大和民族の心の底流にあるものを、目覚めさせてしまったから、警戒感を強めている、ということの証しであろう。
自民党は日本遺族会を通じ、昭和館や廃止された九段会館と一心同体である。総裁の係累には岸信介や松岡洋右もいる。
しかし、靖国神社は、自民党と一心同体ではない。
あらゆる日本人が参拝を心がけ、あるいは、合祀されている御霊の意味を、心に留めておかなければならない、そういう「ところ」なのであると思う。英霊の言の葉を読むだけでも、その意味が伝わってくる。
英霊に感謝する心を、日本人みんながもって、日夜の仕事や勉学に励むという認識が必要だ。
その意味でも、『あさなぎ』は続けていってほしいし、こんな批判にひるむこともないし、また、靖国神社じたいが自らの存在感をアピールするような観点で、いろいろな出来事に対処していってほしい。
(まず、あのヤル気のない、元警視庁警察官の警備員たちを、ひとり残してクビにせよ。もっと、場にふさわしい採用基準で、警備員を改めてほしい。)
今日、まさに拝殿で手を打たんとするとき、脇にいた老夫婦の言葉が聞こえた。
小声なのでよくはわからなかったが、~~ちゃんもここに眠っているんだなあ…そうよ…
~~ちゃんは、この老夫婦どちらかの兄弟なのだろうか。
あさなぎ所属の青少年たちには、こういう言葉の意味のわかる大人になってほしいし、また、この言葉の意味のわかる政治家が国政を担当してほしい。彼らを選ぶのは、われわれ有権者であり、もうすぐ有権者になる青少年たちである。
投稿者 由比周也 : 2012年10月22日 00:57
中国をchina:シナと呼ぶのはいけない事なのですか?
日本以外の国はそう呼んでいますが、抗議する様子もないので
単なる言いがかりと思います。
また、A級戦犯というのは、東京裁判でそれまで無かった戦争計画を行った者に対する罪、事後法で裁かれた人たちです。
はっきり言って、勝者が敗者をそれまで無かった法を新設して裁いたものです。そんなリンチ裁判の結果をありがたく受け取って、日本の指導者たちを貶めるのに加担する必要はありません。
戦争のために命を落とした方たちとして、合祀するのは当然です。
この記事を書いた人間は、日本人では無いのですか?
日本人だったとしたら、自分の無知や、勝者におもねる節操のなさ、見解の無さを恥じて頂きたい。
そういう、哲学が無く権威におもねる者が、戦前は軍におもねり、戦後は戦勝国におもねり、日本の正義や真っ当な哲学を貶めているのだと思います。
投稿者 ゆーさん : 2012年10月21日 22:11
中国をchina:シナと呼ぶのはいけない事なのですか?
日本以外の国はそう呼んでいますが、抗議する様子もないので
単なる言いがかりと思います。
また、A級戦犯というのは、東京裁判でそれまで無かった戦争計画を行った者に対する罪、事後法で裁かれた人たちです。
はっきり言って、勝者が敗者をそれまで無かった法を新設して裁いたものです。そんなリンチ裁判の結果をありがたく受け取って、日本の指導者たちを貶めるのに加担する必要はありません。
戦争のために命を落とした方たちとして、合祀するのは当然です。
この記事を書いた人間は、日本人では無いのですか?
日本人だったとしたら、自分の無知や、勝者におもねる節操のなさ、見解の無さを恥じて頂きたい。
そういう、哲学が無く権威におもねる者が、戦前は軍におもねり、戦後は戦勝国におもねり、日本の正義や真っ当な哲学を貶めているのだと思います。
投稿者 ゆーさん : 2012年10月21日 22:11
今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
投稿者 バーバリー コート : 2012年10月30日 04:02